「ストレスは体の大敵」
とはよく言いますが、
当たり前の日常の中
“ストレスがどこまで自分に影響を及ぼしているか”
多くの人が自覚していないことと思います。
そこで、
ストレスで体が限界に近づいているときに
無意識に出てしまう体の現象をまとめました。
頭
・脱毛
・抜毛
よく”10円ハゲ”などと呼ばれる
「円形脱毛症」もストレスから起こる事があります。
そして、無意識のうちに
自ら自分の髪の毛を抜いてしまう
「抜毛(ばつもう)」も、
ストレスから行ってしまう事があります。
目元
・まぶたの痙攣
・視界が狭くなる
筆者も実際に、
以前の職場でストレスを強く感じていた頃
“まぶたの痙攣”は日常茶飯事だったのですが、
ある日、突然視野が狭くなって
いつもなら見えている範囲が
真っ黒な空間になったことがありました。
仕事が終わり、眼科へ行ったのですが
特に問題はなく色々と調べてみると
ストレスでこのような症状が出る事があるそうです。
口元
・口角の痙攣
・繰り返しできるヘルペスや口内炎
・奥歯の噛み締め
これから先の予定などを考えたときに
急に息が苦しくなってきたり、
気づくと奥歯を強く噛み締めていたりするのも
ストレスによって体が強張ってしまっている、
という可能性があるそう。
たまに自分に意識を向けて、
体に力が入っていないか確認してみてくださいね。
耳
・聞こえにくくなる
・耳鳴り
・幻聴
時間や人に追い込まれていると
耳が遠くなることがありますよね。
集中しているとなる、この現象。
長引いて聞こえにくい事が続くと
それはストレスが原因かもしれません。
それ以外だと、
電話受付業務が多い職場だと”電話が鳴る音”。
怒鳴る人がいる職場だと、”怒鳴り声”など
聞こえるはずのない”音”が
鮮明に聞こえてくる場合は注意が必要かもしれません。
全身
・冷や汗
・血の気が引く
暑くも寒くもないのに
急に汗がボトボトと垂れてきたり、
特定の人と話すときだけ
全身の毛穴が開くような感覚や
鳥肌が立つような感覚になるのは要注意です。
体と心が、拒否反応を示しているでしょう。
胸
・気持ち悪さ
・呼吸のしづらさ
・ドキドキ
例えばストレスの原因が職場にあるのならば
出勤準備をしている時や
出勤途中のプライベートモードの時に限って
気分が悪くなる
と言うのもストレスが原因の場合があります。
勤務中は一種の鎧を着ているような
状態となっているため、
症状が出にくい、感じにくい、
といった状況となっている可能性があります。
生活
・気づくと朝になっている
・気づくと涙が出ている
・眠れない
思考が働かなくなったり、
感情のコントロールが出来ない、
眠たいのに眠れない、
起きなければならないのに起きれない、
これらは過労による
ストレスの可能性があります。
気づかないうちに体の防衛本能が働き
休むように体から促されているのかもしれません。
これらの症状が出たとき、
必ずしもストレスが原因とは限りません。
何かしらの病気が発症している可能性もありますので
病院で一度検査を受けることをお勧めしますが、
まずは、忙しいならば体を休ませて
ストレスの原因がわかっている場合は
その原因からできるだけ早く離れましょう。
それが人でも、仕事でも、家族でも。
なによりも自分を一番大事にしてくださいね。