「家族」「恋人」「友人」それでも、一人ひとりと向き合いすぎない方がいい理由。

こころ

PexelsMiguel Á. Padriñánによる写真


今あなたが一番、
意識を寄せている人は誰ですか?


自分が仕事中・勉強中・プライベートの時でも

相手が何をしているか気になったり、
相手のスケジュールに合わせて動いていたり
なんとなく相手の動きを想定している人のことです。


例えば、好きな人。

四六時中あの人は何をしているだろう。
誰といるんだろう。と気になってしまいますよね。


もしくは、子供や配偶者。

相手が学校や仕事を終える時間に合わせて
買い物をしてご飯を作り一緒に過ごせるようにする。


それ以外だと、
上司や先輩の可能性もあります。

いつも急に飲みの場へ呼び出して来る
上司や先輩がいると、
付き合いでいつでも駆けつけられるように
しておかなくてはいけない!

という使命感から夜の行動が制限されてしまう

といった経験がある人もいることでしょう。

スポンサーリンク

そういった、
自分で選んでそうしているつもりでも

”無意識のうちに相手に振り回されている”

状況になっていることって
本当によくあることです。


自分も好きでやっているし、
相手もそんなつもりはない。

そうだとしても、1人の人を軸に
自分の生活・やり方まで影響されていては

あまり良くないと断言できるでしょう。

スポンサーリンク

どうして良くないと言い切れるのか。

それは、お互いのためにならないからです。


こちらは好きでやっていることでも、

相手の一喜一憂に振り回されたり、
相手がこちらの思うような行動を
とってくれなかったりした時、

腹が立ってしまったり、
悲しくなってきたりと、

精神的に追い詰められやすく
なってしまうのは当然のこと、

更には、時間と身が軽い拘束状態になりがちなことから
軽い洗脳状態のようになってしまうことまであるのです。

スポンサーリンク

自らを抑え、相手に合わせる”べき”

という自分の考え方に固執し、
視野が狭くなり周りの意見も耳に入らない

そうなると今という時間を棒に振りかねません。


自分の人生を振り返った時、

“友達よりも昔の恋人を優先してしまったこと”
“同じ友人のアドバイスばかりを聞いていたこと”
“今考えるとなんであんなことしてたんだろう?”

という経験を持ってはいませんか?


このような後悔をする場合のほとんどの原因は

「何か・誰かに固執して
 視野が狭くなってしまっていたから」

だといえるのです。

スポンサーリンク

反対に、相手にとっても
よくないと言える理由としては

人は、誰かに
好かれている・愛されている・見守られている
と感じると”安心”を得る生き物です。


ですがそんな”安心”
大抵は深く、長く続くものではありません。

しかも、“安心”が覆った時、
人は必要以上の恐怖や怒りに支配されがちで

しかもその感情は、
これまで自分を大事に思ってくれていた人に向かってしまうのです。


「親子」や「配偶者」など、
よほど硬い絆で結ばれていない限りは
どんな関係性もそう長くは続かない物。


どんな状況、どんな関係でも、
1人の人に固執しすぎないでください。


「親子」や「配偶者」など家族であったとしても

気づかないうちに
“依存しない””洗脳されない”ために

頭の中では程よい距離を保つことを、
誰しも意識しておくと

“関係が終わった時の悲しみ”や
“裏切られたと感じる心の傷”、
“相手からの思わぬ妬み嫉み”。

これらをできるだけ避けること
誰しもできるのではないでしょうか。

タイトルとURLをコピーしました