「物事の二面性」に気づけば、毎日を少しだけ明るくすることができる。

こころ

Pexels  Snapwire による写真



道路で運転をしていると、

猛スピードで車線変更を繰り返し

危ない運転をしている運転手


“家族が病院に運ばれて急いでいるのかも”


前から歩いて来た女の子

歩きスマホに夢中でぶつかりそうになった。

“彼氏から振られたことを
 友達からなぐさめてもらっているのかも”


スーパーで挙動不審な男の人

“奥さんにおつかいを頼まれたのかな”


電車の中で人を睨むようにみている男の子

“お母さんに小言を言われて
 暴言を吐いちゃったのかな”

コンビニで店員さんに
 ぶっきらぼうな態度のサラリーマン

“朝、奥さんと喧嘩しちゃったのかな”


直接イヤな事をされたわけじゃなく、

ふと目にしただけの光景の中で

心がざわっとしたり、

嫌な気分にさせられることって

稀にありますよね。


そんなとき、あなたなら

どうやって自分の気分を切り替えますか?

・忘れる

・考えないようにする

・楽しいことをする

・人に話して聞いてもらう


自分に合った方法があると、

自分自身を楽にしてあげることができます。


ですが、そもそも

“嫌な気持ち”をそのまま”嫌な気持ち”

として認めて終わらせてしまうのは

もったい無いかもしれません。

見かけただけの光景ならば、

あなたの好きなようにストーリー
 作ることができるのですから。

スポンサーリンク


あなた自身も経験ありませんか?

「もしかしたら誤解されたかも」

と思ったこと。


色々とイヤな事が重なってしまい、

虫の居所が悪く、

ちょっとだけガサツな気持ちになっていたら

買い物中、棚に足がガンっと当たってしまった

その音で、他のお客さんの目線がこちらに向き、

“蹴ったと思われたかも”


先輩に挨拶したけれど気づいてもらえなかった。

するとすぐに先輩がこちらに気づき挨拶してきた。

“先に挨拶しろよと思われたかな”


買い物中、狭い通路で人とすれ違う時

足元に物が置いてあった為、

ちゃんと避けることができずにぶつかってしまった。

謝ったけど相手からは無視。

“避けなかったって思われたのかも”


自分自身が

「誤解されたかもしれない」

と思った数だけ、

あなたもきっと、

「人に対して誤解をしている」

のです。


あなたがこれから先

出かけた先や職場などで

イヤな気持ちになったとき。

「物事は立体」

という事を思い出してみてください。

スポンサーリンク


こちらから見た物事と、

当事者から見た物事

そして

上や下、横の傍観者から見えた物事では

“印象”も“”良し悪し“も”捉え方”も

すべてが人の数だけ違うといえるのです。

反対にいうと、

“良い行いをしても
 100人中100人にとって良いこと
  ではないこともあるのです”


だからこそ、

「自分に良いように捉える工夫」

をしましょう。


ネガティブに考えても1つも得はありません


“そこ”に至るまでの経緯に

想像を膨らませて。


思い込むのではなく、

様々な可能性を考えてみてください。


そうすることができれば、

自分の中からイヤな気持ちを減らし、

少しでも“後ろ向きな時間”

減らすことができるのですから。


そうは言っても

初めは、なかなか難しいものです。


イヤな気持ちになっている時は

ポジティブに物事を考えられないものですよね。


だけど、

少し落ち着いて。

そこから、

「いや。もしかしたら・・・」

と、

推理をするような気持ちになってみてください。


「あの人だって、

 人をイヤな気持ちにさせたくてした事じゃない」

「何か理由があるのだろう」

「自分ももっと、こうすれば良かったかな」

あなたがもし

誰か、人と一緒にいるときに

そんな気持ちになったならば、

一緒に推理してみてください。


これが、案外盛り上がるんです。


筆者がよく行う方法をご紹介します。

スポンサーリンク

例えば、冒頭に書いたように、

あなたが運転中、猛スピードで

割り込んできた車がいた場合。

「あの人どうしてあんなに急いでるんだろうー

 もう子供が産まれそうとか?」

まずは、

話題を共有して、自分の意見を伝えましょう

すると、

「駅の方に向かってるから、

 電車の時間に間に合いそうにないのかな?」

などと、自分では思いつかなかった意見が出たり

「ほんとだねー

 トイレに行きたくて焦ってるんじゃない?」

などと

笑い合えるような話題が出来たりと、

自分では思いつかなかったような、

新しい考え方や、捉え方を知ることができ

自分の発想力を鍛えることができる

きっかけにもなるのです。


すべては、自分の為

普段通りの日常を

少し明るいものにする。

そのためのヒントにしてみてくださいね。

タイトルとURLをコピーしました