“発散系”の言葉は、時に凶器となります。

こころ

PexelsLisa Fotiosによる写真


人から悩み相談を受けた時、

“たったそれだけのこと!?”

と、正直心の中で
思うことってありませんか?

ストレスの感じ方は”人それぞれ”であることを自覚できていますか?
1つの出来事でも、人によってダメージの受け方が違います。「そんなことがストレス?」と、人に対して思っていませんか?

筆者は思ってしまう事があります。


自分にとっては大した事ないことでも、
今の相手にとってはとても重要なことなのだろうと

親身になって相談にのっても、

なかなか解決しそうにない。


そんな時、

「気にしても無駄だよ!」
無視しておけばいいよ。」
「いつまでもクヨクヨしてないでさ。」
悩んだってしょうがないことだよ!」


なんて

“発散系”の言葉

つい、使ってしまっていませんか?

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相手の心が前向きに進んでいる時ならば

“そうだよね!悩んでも無駄だよね!”
“そっか、考えてもしょうがないか。”
“忘れるように努力してみる。”

と、
スッキリしてくれることもあるでしょう。

思い出さない努力は、忘れる才能になる。
嫌な思い出を何度も何度も思い返してしまう。忘れたいのに忘れることが出来ない。そんなあなたが、少しでもポジティブな時間を多く過ごせるよう、"忘れる努力"その方法を提案します。


ですが、

相手の心が深く傷ついてしまっている状態では

“どうして分かってくれないの?”
“あなたは強いから大丈夫なんだろうけど。”
“私には耐えられない。”


そう、余計に傷つき
あなたが追い討ちをかけてしまう事があります。


そんな、心が弱ってしまっている相手を
励まそうと思う時は

必ず「愛」が必要です。


言葉だけじゃなく、
“行動”でも示してあげるべきです。


「気にしても無駄だよ!」

と、同じ言葉を使って励ましたとしても

気にしても無駄だよ!
そんなことよりさ、この前こんなことがあってね〜」

と、全く別の話題に変えてしまうと

悩んでいる方はついていけず不完全燃焼のまま
あなたにまで不信感を持ってしまうかもしれません。

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相手を想う気持ちがあれば

気にしても無駄だよ!
今日だけはそんなこと忘れてカラオケにでもいこう!」

などと、今だけでも一緒に笑顔になって
悩みを忘れられるような楽しいことをすれば、

相手の気分を晴らす事ができるでしょう。


そういった、

“相手のためになる行動”をとる

気持ち、覚悟がなければ、

“発散系”の言葉は

安易に人にかけて良い言葉ではないでしょう。


人は、

「親身になって自分のことを考えてくれているか」

「親身になったフリだけで口先だけで物を言っているか」

不思議と気づく事ができます。


相手が本当に親身になってくれていると
心がとても晴れやかになるものなのです。

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思ってもいないこと、
 口に出していませんか?

適当にこの場を終わらそうと、
 ぞんざいな言葉ばかり使っていませんか?


“私にはわからない”

素直にそう言うことができない
 プライドが、邪魔をしていませんか?

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