初めての献血!細かな流れを解説。そしてハプニングが…【レポート】

からだ

以前から、気になっていた

「献血」

に挑戦しようと、


はじめて「献血ルーム」

を訪れた様子をレポートします。


ぜひ、これを参考に

献血に協力してみてくださいね。

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今回、筆者が

献血ルームを訪れたのは

平日の夕方頃。


いつも献血ルーム前で

スタッフの方が通行人へ

協力を呼びかけているイメージだったが、

今回は特におらず。


閑散としたロビーへ入り

まっすぐに受付へ。


スタッフの方から

「献血カードはありますか?」と聞かれ

「はじめてなんですけど」

と答えると、

「〇〇の経験はありますか?お持ちですか?」

と、何かの経験の有無を聞かれたが

聞いたことのない単語だった。

「ありません」と答えると

「おかけになっておまちください」

とのことで、

閑散としたロビーに

沢山あるソファで待つ。


この時ロビーには、

献血を終えたであろう女性が1人いるのみ。

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ロビーには

トイレテレビがあり、

ドリンクバーお菓子

漫画雑誌なども置かれていた。


すぐにスタッフの方がきて

問診票を渡された。


記入する内容は、

・名前

・住所

・性別

・生年月日

・身長

・体重

程度。

(体重がわからない場合は
 体重計が用意されているとのこと)


その後、

身分証明書の提示が必要で

名前や住所生年月日を確認している様子。


ここからは、

スタッフの方の説明を交えつつ

質問に答えてゆく形に。

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まずは、

献血の種類についての説明。


“200ml” ”400ml” ”成分献血”

3つの献血方法があるとのこと。


“200ml” や ”400ml”

そのまま200mlや400mlの血を

抜かれるというもので、


“成分献血”

抜いた血から特定の成分だけを抜き取り

赤血球のみ体内へ戻す方法とのこと。


初めての献血でも、

体重が50kg以上

年齢が18歳以上であるなら

“400ml”の献血をお願いしているそうで

そのままの流れで”400ml”の献血をすることに。


あとは、

〇〇日間・〇〇ヶ月間・〇〇年以内

・出血を伴う歯の治療

・ピアスの穴を開けた

・タトゥーを入れた

・怪我をした

・予防接種を受けた

・海外旅行をした

・輸血や移植手術

等を受けていないか、
(項目によって期間は様々)


エイズ検査目的ではないか、

採取した血液を研究目的に使用しても良いか、

献血のお願いを自宅へ送付しても良いか、

採取した血液を使ってウイルス検査を行うか

そして結果を自宅へ送付しても良いか、

最後にとった食事の時間

直近の睡眠時間、などを聞かれた。

詳しい条件については
日本赤十字社のHPに記載されていますので
そちらをご覧ください。


終始、スタッフの方は

親切にわかりやすく説明をしてくれた。

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すべての質問事項に回答後、

パンフレット

献血前後の案内がまとめられた資料を渡され

「資料を読みながら、
ドリンクバーで飲み物を摂ってくださいね」
との案内。


筆者の行った献血ルームでは、

ファミレス等にあるような

普通のドリンクバーとなっており

ジュースやカフェインの入ったコーヒーなど

様々な種類が用意されていた。


飲み物を頂きながら

案内を読むと、内容としては

・水分補給大事

・トイレは座位で

・めまい等があればすぐにしゃがむこと

・内出血等があれば看護師に知らせること

などといった、

注意事項がまとめられていた。

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そして、またすぐに窓口へ呼ばれ

個人情報を登録するための

“暗証番号””生体認証”の登録を行った。


“暗証番号”はこちらの好きな番号を指定でき

”生体認証”は人差し指の静脈を登録した。


初めての献血ということで、

全てのスタッフが周知できるよう

首掛けストラップを渡され首にかけておく。


ここからは、タブレット端末

1分ちょいの案内映像を観て、

その後、タブレットでの問診がはじまる。


問診の内容としては、

はじめの説明とほぼ同じだが

「YES」「NO」でタッチしてゆくため、

しっかり読み進めていかないと

間違えそうになる質問内容も。


全ての回答が終わり、

係員に声をかけると、

腕に番号が振られた紙製のリストバンドを装着。


診察室の場所等の案内をされ

ベンチで待つ。

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すぐに放送で呼ばれ、

ここからは、

お医者さんとの面談個室で行われた。


検査項目は、

体温(おでこで測るタイプ)

血圧


質問された内容は、

当日の合計摂取水分量

ここまでどのような交通手段で来たのか

今までに消毒などで
アレルギー反応が出たことがないか

などであった。


合計摂取水分量は、

今日、朝起きてから飲んだ飲み物を
全て足して何mlくらいになりますか?

と聞かれ、少し考えて

コップ2杯くらいです。

と答えると

少ないですね〜
あとで必ず水分補給してくださいね。

と言われた。

献血をするためには水分補給が必須のよう。


交通手段に関しては、

献血後に自分で運転をするのは

めまい等が原因で

危険を伴う可能性があるからとのこと。


はじめての献血の際は、

自分以外の運転か、

公共の交通機関を利用した方が良さそうである。


先生もとても親切な印象を受けた。


面談もすぐに終わり、

診察室外のベンチで待つように言われる。


部屋を出てベンチへ向かうと

奥には献血をするためのベッド器具

行き来する看護師さんたちの様子が見受けられ


一瞬にして病院のような雰囲気に。

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ベンチに腰を下ろした瞬間に呼ばれ、

次は看護師さんとの面談が行われる。


こちらでは、

献血をする腕とは反対側の腕から

血液を少し採取して

血の濃度を調べるとの説明が。


腕に針を刺すのは

献血の際のみでなく、

献血ができるかどうかの検査をする為にも

血を採取するとのことで、

両腕に針を刺すことになるそう。


筆者自身はここでそのことを知った為

少し怯んでしまった。


「ちなみに、生理中ではないですか?」

との質問を受けたのちに

両腕に採血をするときの定番である

血管を出すためのゴムを装着される。


「親指を中に入れて拳を握ってくださいね〜」

などと、

優しく説明を受けつつ

針を刺すことができる血管を

両腕から探すようだったが

ここで、ハプニング。

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筆者の腕では

片方の血管しか針がさせそうにないとのこと。


“検査のため”“採取のため”

両腕に血管がさせることが大前提となるため


看護師さん2人がかりで確認していただいたが、

どうやら筆者は献血に協力できそうにない様子。


そして、

「献血の針はこれくらいの太さがあるんですよ〜」

と、

“竹串” を見せてくる看護師さん。


「だから、無理矢理にしてしまうと内出血する
 可能性もあるので今回は出来そうにないですね」


「今日は出来そうにないけど、また
 体温や温度、体の状態によっては
 血管の出方が変わってくるから、
 絶対に出来ない体質など
 というわけじゃないですからね」


「出たところに飲み物とお菓子があるので
 せっかく来てくれたから食べて帰ってね」


 と沢山フォローをしてくれた。

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よし!頑張るぞ!

意気込んで行った結果


“出来ません”


と言われるのは

なんとも複雑な心境であった。


そこからまた受付のあるロビーへ。


最初の説明などをしてくれたスタッフの方に

ネックストラップ

リストバンドを返却し、


献血カードをいただいて

初めての献血チャレンジは終了。

“献血回数0回”というのがなんとも寂しい


実際に献血をすることが出来なかったため、

残念ながらレポートはここまで。


日本赤十字社のHPを見る限りだと

血液の濃度検査をクリアすれば

すぐに献血への流れになる様子。


筆者自身、

大きな病気やアレルギーも経験がなく

通院歴等もかなり少ない、

至って健康な人生を歩んできたため


“献血ができない”


というのは結構ショックな経験となった。


注射に抵抗がなければ
多くの人が協力できるもの

であると、

思っていたからである。

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これを機に

“献血できない人”

少なかれ存在していることを知り

“献血の量が足りない”

というのも、

しょうがない事なのかもしれないと

思ってしまったのも事実である。


とは言っても、

もっと多くの人が献血に興味を持ち

実際に足を運ぶという行動をすれば

“200ml”でも多くの献血が集まるのは事実。


今回、筆者自身は

献血に協力することが出来なかったが

献血は良いと感じたことがあった。


それは、

献血をすることによって

「誰かのためになる」

という、だけでなく


「採取した血液から
 各種ウイルス検査をしてもらえる」

ということを知ったからである。


もちろん

身に覚えがある状態で

エイズ検査目的で献血を行うのは

感染拡大を防ぐために、

絶対にダメな行為である。


だが、

献血をすることによって

・梅毒トレポネーマ

・B型肝炎ウイルス

・C型肝炎ウイルス

・ヒトT細胞白血病ウイルス-1型


これらのウイルスに関しては

検査をし、

異常が認められた場合

希望者に郵送で通知してもらえる

というメリットがあるのだ。


この事実、

多くの人は知らないのではないでしょうか?

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いつ、

どんなタイミングで、

親しい誰かが、

もしくは自分が、


「輸血が必要な人」


になるかわかりません。


ぜひ、
協力できる時に協力しませんか?


あなたの行動力が、

誰かを救うことになるのです。



筆者は、また夏頃挑戦予定!

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