つわりって”ぶっちゃけどんな感じ”なのかを知っておきませんか?

からだ

PexelsLum3nによる写真


何を隠そう
筆者現在妊娠中でございまして。

つわりがやっと、
やっっと落ち着いたところ。

一般的に“つわり”は、妊娠5~8週から始まり、妊娠12~16週ごろにはほぼおさまると言われています。

今回の調査でも、 “つわり”の始まった時期は「妊娠4~5週(2ヵ月)」40.0%、おさまった時期は「妊娠16~19週(5ヵ月)」33.2%が最も多い回答となりました。

安定期といわれる妊娠16週を過ぎると落ち着く人が多いようですが、なかには「出産まで続いた」(6.3%)という回答もあり、個人差が大きいようです。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000271.000002943.html


正直にこれまで、
友人や職場の同僚が

「つわりキツいー」
「つわりが辛かったー」

なんて言っているのを聞いても

「ふーん」
「大変だね」
そんなこと言われても

くらいにしか思ってませんでした。

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「つわりがキツいのに仕事押し付けられる!」

なんて言っていた先輩には、

(そりゃ、仕事中なら当たり前では。)
(好きで妊娠したのに?)

なんて思った時もありました。


間違いなく、
「私は妊娠してるんだから!」
「気遣ってよ!」
なんて偉そうにするのは
違うと思うのですが、

実際に筆者が体験してみて

つわりというものが、
思っていた以上に
壮絶なものだった為、

将来子供が欲しいと思っている男性・女性
職場に女性がいる方などは、

知っておくと上手に配慮ができ、
自分のストレスも減らせるかと思いますので

ぜひこの記事が
いつかの参考になればと思います。

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もちろん個人差はある


はじめに
前提としてお伝えしておきたいのが

つわりには結構
個人差があるということ。

つわりを経験する妊婦さんは、80~50%と言われています[略]。つまり、妊娠したら全員がつわりになるわけではないのです。

https://woman.mynavi.jp/kosodate/articles/7153


まったくつわりの症状がない人もいれば、

“あーなんか最近、胸焼けがするなぁ。”

程度の人もいるのです。

体内で同じような変化が起こっていても、症状を強く感じたり、あるいは軽く感じたり、人によってはまったく感じない人もいます。

https://woman.mynavi.jp/kosodate/articles/7153


ただ、
“胸焼け”ひとつにしても

これまで一切消化器官の不調を感じたことが
なかった人ならば日々がとても苦痛でしょうし、

日常茶飯事だった人からすると
(いやだわ〜)程度で済んだりと、

ここも人それぞれですよね。

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筆者の場合


筆者自身のつわりは
約2ヶ月間続きました。

その中でも
特に辛かったのは内1ヶ月間


この1ヶ月間は、

24時間
なにをしていても
どんな状況でも

常にとても辛く

まるで熱が出ないインフルエンザが
1ヶ月治らないような感じでした。

つわりの症状は多彩であり、個人差があります。その一部として下記のような症状が現れます。

悪心(吐き気を催す)
嘔吐
膵液量の増加
全身倦怠感ぜんしんけんたいかん(だるさ)
頭痛
眠気
食欲不振
嗜好の変化 などです。

https://medicalnote.jp/diseases/つわり?utm_campaign=つわり_症状&utm_medium=ydd&utm_source=yahoo&utm_term=症状&tab_name=症状#症状


体重は1ヶ月間で6kg落ち、

(これは、地獄だ。)

と何度も思いました。


とはいっても、筆者は
そこまでつわりが重い方ではなかったかと思います。


つわりのある妊娠中の方の中には
妊娠悪阻」といい、
つわりが重篤化し治療が必要となる方もいるからです。

妊娠悪阻とは、いわゆる“つわり”が重症化し、頻回な嘔吐と著しい食思不振が生じることで脱水や栄養代謝障害を生じる病気のことです。
〜省略〜
一方、重度な“つわり”である妊娠悪阻は妊婦の約0.5%に発症し、適切な治療を受けないと脳や肝臓に障害を引き起こすなど重篤な合併症を生じることも少なくありません。

https://medicalnote.jp/diseases/妊娠悪阻?utm_campaign=妊娠悪阻&utm_medium=ydd&utm_source=yahoo
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つわりのイメージ


つわりというと、

「気分が悪くなる」
「嘔吐してしまう」
「眠かったり怠かったりする」

というイメージが強いですよね。


筆者も、
実際に自分が体験するまでは

(まぁ、そんな感じなんだろう。)

と軽く考えていました。


ただまぁ、実態は、

24時間ほんと四六時中
気持ち悪さが消えることはなく

味覚や嗅覚が180°変わって
冷蔵庫を開けただけで臭いで嘔吐

食欲がないため食事も受け付けず
水分すら取りたくないと感じる体に
無理やりさっぱりとしたフルーツを押し込み、

立っていても辛い
横になっていても辛い

まさにインフルエンザの時のような
体が痺れるような感覚に毎晩襲われ

やっと眠りについても2.3時間で目覚め、

最後の方は
胆汁を嘔吐する日々。


家事は疎か、人とのちゃんとした会話、
仕事なんてできる状態ではありませんでした。

まず通勤が無理だろうな、と。

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周りの人ができること


もちろんいつも通りに働ける方もいます。

でも、
働けないほど、
家から出るための身支度ができない程

キツいつわりの方も結構多いです。


もう休むしかない
ということだってあると思います。


一緒に働いていると、正直、
(具合が悪い状態で職場に来られても)
と思うことだってあるでしょう。

現状つわりが強くある方に
無理に出勤を求めたところで、
いいことは一つもないかと思います。


特に、つわりがある時期は
流産の可能性が高い時期でもあるため

妊婦自身の精神的負担も大きく
“何かあった時”には
直接的な原因がないにしろ、
背負わされるものの大きさは計り知れません。

すべての流産のうち約80%は妊娠12週未満に起こる早期流産です。

https://mamanoko.jp/articles/17302


それでも仕事において
人手が足りていないのならば

在宅で出来ることだけをしてもらう等、

上手な仕事配分も
社会人に求められるスキルかと思います。

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妊婦自身ができること


妊婦自身にだって

しておくべきこと、
心がけておくことがあると思います。


それは、子供を作ると決めたり、
いつ子供ができてもおかしくないような状況ならば

有給を貯めておくなり、

自分が急に抜けたとしても周りが困らないよう
出来る限り仕事を簡素化しておいたり、

自分だけの仕事だとしても水面下で
念のためにマニュアルを作っておくなど、

人に迷惑をかけないためには
ある程度の計画性は必要だと感じています。


そして謙虚さをお忘れなく。


周りからすると、

つわりで急に休まれるのも
私用で急に休まれるのも、
大して変わりがないかと思います。

数ヶ月後には
長期の休暇を取るという面においては

いくらそのような制度があるからといって
“困らせてしまう”
ということには変わりない事も

人の立場になって考えてみると分かりますよね。


気持ちよく休みを頂け、
気持ちよく長期休暇が取れる、

そんな職場環境を
あらかじめ作っておけるのは

妊婦自身なのです。

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最後に


つわりのキツさは人それぞれ。

そして同じような症状でも
感じ方は人それぞれ。

我慢ができる人
我慢ができない人もいるでしょうし

弱音を吐きたい人
吐きたくない人もいるでしょう。


側から見ただけでは
わからない事も多いのです。


だからこそ
決めつけない

そして
ちゃんと伝える

ということを蔑ろにしてはいけません。


先にも書いたように

つわりがある時期というのは
流産の可能性も高く、
まだ不安定な時期である為

精神的な面での思いやりも
周りには求められるかと思います。

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「つわりは病気じゃない」

という言葉がありますが、
病気以上のケアが必要になる時もあります。


まずは
“つわりとはどういったものなのか”
という知識を身につけ、

相手の症状に合わせた対処を
行える人が増えることによって、

妊娠中の女性も、
家族が妊娠中の男性も、
働きやすい職場を作ることが
出来るのではないかと考えられます。

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