先日の記事では、
オーストラリアのBOHOブランド
「MAHIYA」の商品を日本から購入するときの
注意点を記事にしました。
![](https://trees-to-the-woods.com/884/wp-content/uploads/2020/01/IMG_6772のコピー-160x90.jpg?v=1580276897)
今回の記事は、商品を購入した際に筆者が利用した
オンライン決済サービス “PayPal” について、
サービスを利用するときのメリット・デメリットや
注意点をご紹介したいと思います。
オンライン決済サービス “PayPal”
商品を購入した「MAHIYA」へ
代金を支払う際に筆者が利用したサービス
“PayPal(ペイパル)”。
“PayPal”でできることを簡単に説明すると
・買い物をするときに支払いの仲介
・国内外へお金を送金/受取
など、
相手方に銀行口座やクレジットカード情報を伝えずに
お金のやり取りを仲介してくれるというもの。
もちろん、ショップへカード情報を伝えて
直接支払いを済ませるという方法もありますが、
“PayPal”を経由すると、このようなメリットがあるのです。
“PayPal”を利用するメリット
1番のメリットが、セキュリティ面に関して。
セキュリティに不安のあるショップとのやり取りも
“PayPal”が間に入ってくれることによって、
個人情報が守られるといった利点があります。
そして、
もう1つのメリットが、買い手保護制度。
代金を支払って注文した商品が
届かなかった場合や、別物が届いた場合などに
代金を支払った日より180日以内ならば
商品代金を保証してくれるという制度があります。
ペイパルで購入した商品やサービスに対して、何か問題があった場合に、一定の条件の下に補償をするプログラムです。
https://www.paypal.com/jp/webapps/mpp/support/buyer-protection
“PayPal”を利用するデメリット
そして”PayPal”を利用する際の
大きなデメリットとして、
手数料が発生する場合があります。
日本国内で完結する買い物や送金、
受け取りの場合は手数料は無料ですが、
海外への送金や、
海外からのお金の受け取り、
海外からの商品の購入には手数料等がかかります。
「為替手数料」の注意点
ここでは、
海外のサイトから商品を購入する際に
かかる「手数料」について簡単に説明します。
例えば、
日本在住のユーザーが”PayPal”を使い
オーストラリアから商品を購入する場合、
“PayPal”側は、日本円で預かったお金を
オーストラリアドルへ 両替 して、
ショップへ支払いをしてくれる事になりますよね。
その際に、両替手数料
「為替手数料(レート)」というものが発生し
ユーザーには商品代金に上乗せされた状態で請求がくるのです。
ですが、これは
“PayPal”に限ったものではなく、
クレジットカードを使い、直接海外のサイトから
商品を購入したとしても「為替手数料(%)」は
必ずかかるものなのです。
そして、その「為替手数料(%)」は一律ではなく
クレジットカード会社や決済サービスによって様々で、
少しでも安く「為替手数料(%)」を抑えたい場合は
「為替手数料」のパーセンテージが低いカードや
サービスを利用する必要があります。
そして、”PayPal”の初期設定では
どのクレジットカードを登録していたとしても
“PayPal”独自の「為替手数料(%)」がかかる
設定となっているため、注意が必要です。
一般的には、
“PayPalは日本円で支払う場合の為替手数料が高め”
だと言われています。
(筆者は実際に、これで失敗しました。)
※詳しくは、
PayPalサービスの「ユーザー規約」をご覧ください。
“PayPal”の「為替手数料(%)」を適用するか
“クレジットカード”の「為替手数料(%)」を適用するかは
購入毎に、「物価換算レートのオプション」から
ユーザーが決める事ができます。
“PayPal”へ登録する時に大事なこと
海外のショッピングサイトで買い物をするためだけに
“PayPal”に登録する場合は、
名前や住所を
「ローマ字表記」で登録しておきましょう。
※特に名前は、後で変更するときが面倒な為
必ずローマ字での登録をオススメします。
理由としては
“PayPal”を仲介して買い物をする場合、
お金の仲介だけではなく、
住所等の個人情報の通達も”PayPal”が行ってくれるからです。
もし、”PayPal”に漢字を使って
名前や住所を登録していると、
名前や住所を伝えられた
海外のショップ側や、海外の配達業者が
「読めない」「出力できない」
といった問題が発生して、
スムーズな買い物ができない可能性が高いからです。
名前・住所の表記
名前はファーストネーム(下の名前)から。
「山田花子」という名前だとすれば
単純に「Hanako Yamada」で、OK!
住所に関しては少し面倒ですが、
無理に “市→city” “町→town”
などと、英語を使う必要はありません。
大事なことは、
・小さな住所から書いてゆくこと
・届ける人は日本人だということ
・JAPANと書くこと
・郵便番号を書くこと
例えば、日本語で
“〒123-4567
福岡県 福岡市 福岡町 1丁目2-3
福岡マンション 123号室“
といった住所なら、
“#123 Fukuoka-manshon
1-2-3 , Fukuoka-machi , Fukuoka-shi
Fukuoka-ken , 123-4567 Japan ”
こんな風に、
部屋番号 , マンション名 , 番地 ,
町名 , 市名 , 県名 , 郵便番号 , 国名
と、
記入していけば良いだけ。
とにかく、
Japan の Fukuoka まで着けば
あとは日本人に伝わるように記入すればOK!
既に日本語で登録している場合の対処法 – 住所
既に”PayPal”に日本語で登録してしまっている場合、
住所は、ローマ字ver.をアドレス帳に追加すれば良いだけ。
やり方は、こちらの”PayPal”公式サイトの情報を
参考に登録してみてくださいね。
海外でショッピングをする際、ローマ字の送付先住所を登録しておくと、支払いの際にローマ字の住所が選択できるようになります。以下の手順で登録を行います。
https://www.paypal.com/jp/webapps/mpp/support/change-address-en
既に日本語で登録している場合の対処法 – 名前
問題は、名前を漢字で登録してしまっている場合。
筆者自身、
別の買い物の際に”PalPay”に登録した為
登録名を漢字で登録してしまっていました。
そのため今回、
実際に登録名をローマ字表記に変えるために
行った方法をご紹介したいと思います。
まず、
サイト上のアカウント設定で
名前の表記を変えようとしても、
・戸籍上での名前の変更があった場合
・登録の際の記入ミスの訂正
という名目でしか、名前の変更はできません。
尚且つ、写真付き身分証明書のアップロードが
必要になり3~5営業日の時間と調査がかかるとのこと。
そのため、手っ取り早い方法としては
カスタマーサービスに問い合わせの連絡をすることです。
面倒な感じがしますが、
“PayPal”ではウェブ上にメッセージセンターがあるため
メールアカウント等を使用せずに問い合わせをする事ができます。
まず、筆者がカスタマーサービスに送信した文章は
![](https://trees-to-the-woods.com/884/wp-content/uploads/2020/01/1.jpg)
といった、シンプルなもの。
というのも、最初の問い合わせでは
固定文でしか返ってこないと聞いていたため簡潔に送信。
返信は土曜になったばかりの深夜にも関わらず、
数分後には来たもののやはり、固定文で
![](https://trees-to-the-woods.com/884/wp-content/uploads/2020/01/1-1.jpg)
と記載され、サイト上の”ヘルプ”と同じ説明が記載。
その後、土曜の昼過ぎにこちらから再度返信。
![](https://trees-to-the-woods.com/884/wp-content/uploads/2020/01/THAK-ANTI-TOMBOBAOLDE-1.png)
今回は、詳細に変更内容を記入し
文末に記入する名前も、ローマ字表記にて返信。
すると、今度は4時間程経って
![](https://trees-to-the-woods.com/884/wp-content/uploads/2020/01/chmmblergatzutaUt-cmmamun.png)
とても真摯な対応で返信が来ると同時に、
登録名がローマ字に変更されていました。
こういった時の、素早い対応で
信頼度がグンと上がりますよね。
こうして無事に、
名前と住所をローマ字で登録することが出来、
海外サイトで商品を購入する準備が出来た
という訳です。
“PayPal”の賢い使い方まとめ
“PayPal”自体への登録は無料で、
名前や住所、電話番号などの個人情報と
利用したいクレジットカードを登録しておけば
“PayPal”に対応したショップで商品を購入する際
“PayPal”にログインをするだけで
代金の支払いを行う事ができ、
住所や名前等の個人情報も”PayPal”側から
ショップへ通達してくれる事もある為、
簡単に買い物をすることが出来ます。
初めて利用する安全性に不安があるショップや
海外からの商品の購入の際には、
“PayPal”を利用し、
尚且つ、「為替手数料(%)」を
クレジットカードの物価換算レート
に変更して行うという方法が、
最も安全、かつ
節約的な買い物方法なのではないでしょうか。
次回の記事では、
個人輸入の際に利用した配送方法
“DHL”のメリット・デメリット、
注意点を詳しくご紹介したいと思います。
![](https://trees-to-the-woods.com/884/wp-content/uploads/2020/01/IMG_6831-160x90.png?v=1580471019)
実際に到着した商品のレビューはこちら。
![](https://trees-to-the-woods.com/884/wp-content/uploads/2020/01/IMG_6775-160x90.jpg?v=1580286424)