賛同美容室にて初めて“ヘアドネーション” してきました。

からだ


女優やモデルの方達が

ロングヘアからバッサリ

髪を切ったというSNSの投稿や、


小林麻央さんが

闘病ブログの中でご紹介していたことから


度々話題となる”ヘアドネーション”


“ヘアドネーション”とは、


カットした髪が31cm以上あれば

病気や、怪我などで

頭髪に悩みを抱える

18歳以下の子どもたち

完全無償で寄付することができる

という、取り組み。


長さが31cmに満たない場合も
カットマネキン用や薬剤の開発のために
使用されるとのこと。

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筆者自身が髪を伸ばしていた理由は、

カラーリングも縮毛矯正等もない

“素髪”にする為。


その為、

1年以上美容室に行かず

伸ばしつづけていた。


せっかくバッサリと切るならばと思い、

先日“ヘアドネーション”

初めて挑戦してきた。


今回、

“ヘアドネーション”を行うにあたって

髪の毛の提供を受け付けている団体を

調べたところ、3団体見つかった。


基本的にはどの団体も

「困っている子供に医療用ウィッグを無償で贈る」

という部分は同じであり、


髪を提供する方法として、

・髪を提供する者が、自己負担で団体に送付する

・提携美容室にてカット

という方法がどの団体もとられていた。


そして、それぞれ団体ごとに

”提携した美容室”

全国各地に数多くあるとのこと。

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筆者自身は、

団体も美容室にも

特にこだわりが生まれなかった為

「自宅から近い、おしゃれな賛同美容室」

を、判断基準とした。


すると、提供団体は

「NPO法人JHD&C事務局」

となり、

早速、美容室へ電話で予約


ヘアドネーションをお願いしたいと伝えると

通常のカットメニュー(シャンプー付)での
予約料金

になるとのことだった。


特に、持ち物の指定

髪の状態を聞かれることも無く、

特別なことはなにもなかった。

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当日、美容室を訪れても

はじめて訪れる美容室と同様に

美容室のカルテ作成用紙へ記入したのみ。


その後、

カット後の長さや形の確認等が行われ

団体へ寄付する時のために

髪を束にしてゆく作業が行われた。

【髪の毛が多い人あるある】21選
毛量が多すぎると、とにかく大変なことばかり。なんと言っても"出来る髪型が限られる"こと。いろんな髪型を諦めてきました。


筆者の髪は、

カットする部分のほとんどに

カラーが残っており

“外国人風カラー”

と呼ばれるカラーを行なっていたこともあった為

部分部分でブリーチ跡も残っている状態。


その上、

カット部分の半分程度

縮毛矯正がかかっているなど、

複雑な状態であったが

まったく構わないとのことだった。

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この状態から、

1束づつ髪をカットしてゆくのだが、

美容師の方の計らいで

最初の1束を自らでカットする体験ができた。


ハサミの持ち方が、

通常の文房具のハサミとは違う

というところから驚いたが、


自分の前髪程度しか切ったことのない筆者には

大量の髪を一気に切る感触がとても新鮮だった。


そして、専用のハサミは

やはりとても切れ味が良かった


切った髪を手に乗せていただいた。


筆者はもともと、

毛量が多いこともあるのだが

驚くほど重さがあり、

毎晩の2.30分のドライヤーから

解放される事がとても嬉しかった。


そして、この髪。

これからどうなるのかというと


こちらの美容室では、

提供された髪は1ヶ月に一度

まとめて団体へ送るとのこと。


それからは、

オーダー通りに髪をカットしてもらい

シャンプーヘアセットもしていただき、

終了。

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特に渡される物などもなく、

専用の用紙等に

記入を勧められることも無かった


後日に改めて団体ホームページを見てみると

ドナーシート(任意)と、
所定の返信用封筒(受領証が必要な場合のみ)を
ドナーご自身で用意してご持参ください。

【返信用封筒1枚につき、
受領証+非売品のヘアタイ1セットのご返送】

「NPO法人JHD&C」ホームページより引用


と記載されていたことに気づいた。


記念に「受領証」と「ヘアタイ」が

欲しいと思われる方は

ドナーシート返信用封筒

持参することをお忘れなく。


そして

多くの人が不安に感じるであろう

「提供する為の髪質の条件」

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どんな髪の状態だと

提供することが出来ないかというと、


“髪を濡らしたときに
引っ張ると伸びてしまう”
ほど

傷んだ髪だと提供できないとのこと。


それ以外だと

ブリーチをしていても、
パーマがかかっていても、
白髪であったとしても、


性別国籍も問わず、

輸血投薬を行なっていたとしても、


提供することが出来るとのこと。


そして、

今回筆者が訪れた美容室では、

月に2,30件

ヘアドネーションの予約が入るとのこと。


失礼ながら、

都会でもない地方都市の住宅街にあり、

大きな規模の美容室という訳ではないのにも関わらず

月に2,30件の予約があるとは驚いた。


そして同時に、多くの人が

“ヘアドネーション”

関心を持っていることを知った。

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今回筆者は、

「どうせ髪を切るのだから寄付をする」

という

軽い気持ちで”ヘアドネーション”を行なった。


普通に切ってもゴミになるだけならば、

1本でも人の役に立った方が

良いだろうと思った為である。


だが、世の中には

「寄付するために髪を切る」

といった、

“髪を寄付するために伸ばしつづけている”

という方が多くいることを知った。


「髪を長く伸ばす」ということは、

日常生活に影響を及ぼすほどのこと。


髪を洗うのも、ドライヤーで乾かすのも

就寝時の髪の位置やケアも。


筆者にはとても手間で

鬱陶しく感じるようなことでも


“誰かのためになれるように続ける”

という優しい心が

多くの人にあるということを感じた。

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