結婚をするメリットって? ” 理屈 “じゃない、” 精神面 “への影響。

こころ

Pexels  Marcin Jozwiak による写真

まえがき


” 人は、なんのために結婚するのか? “


誰しも一度は考えたことありますよね。


特に、婚活中だったり

周りが続々と結婚をしていく場合などの、

自分がいい波に乗れていない時は

どうしても考えてしまうもの。


そして、

分かりやすくハッキリとした

答えが出ていないということもあり、

「永遠の謎」

だと捉える人もいることでしょう。


多くの人の答えとしては、


・子供を作るため

・社会的風習として

・大人になった証

・親を安心させるため

・経済的に支えてもらうため


など、

その人の考え方にもよってそれぞれですが、


実際に結婚をした方から聞くと

「自然な流れで」

という返答が一番多いように感じます。


” 結婚のメリット “

などど、

理屈的な考え方をすると


経済的に自立した女性には負担が増えるだけ

安月給で働く男性には自由が減るだけ



などと、

” 損 “となる部分も多いように感じますが


理屈じゃなく、

” 精神的 “にもたらす

「結婚のメリット・デメリット」

筆者自身の体験をもとにお伝えします。

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筆者について

実際に筆者自身、

結婚をしても互いに

そうメリットのない状態で結婚しました。


実家住まいだった夫は

結婚すれば自由に使えるお金が減り

趣味も満足に出来なくなるし、


私自身も実家住まいで

ろくに家事すらしてこなかったのに

正社員としての仕事プラス家事、

週2.3の飲み会や、趣味の一人旅もできなくなる。


それでも結婚した理由は、

・お互いの親からのプレッシャー

・結婚への憧れ

・新しいことへ挑戦の気持ち

・この人となら一緒に生活できると思ったこと

・子供が欲しい気持ち

と、この5点。


当然、結婚したばかりのころは

フルタイムの仕事に追加された

慣れない家事にフラストレーションが溜まり

はじめの半年は、常に一触即発状態だった頃も。


そこから数年。


現在は、

「本当に結婚してよかった」

そう思っているのです。


これらを踏まえた上で、

筆者が実際に感じている

結婚のメリット・デメリットをご紹介します。


※ 個人によって性格や、考え方の違いがあります。
個人の体験談として1つの参考にされてください。

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メリット

精神的な安定

” 夫 ” という、生まれ持った家族とは違う

新たな「安心できる存在」

出来たことによって、

穏やかな気持ちでいられる時間が

確実に増えたように思います。


独身の頃は、寝る前などの1人にいる時に

急にネガティブになって、将来が不安になったり

小さなことを思い出してくよくよしたり、

急に悲しい気持ちになったりすることがありました。


ですが、

小さな不安でも吐き出せる存在が出来たことで

溜め込まなくなったせいか、

ポジティブでいれる時間が増えたように。


必然的に

1人でいる時間が減ったことも

考え込まなくなった要因かもしません。

第3の親的存在

筆者自身が、

あまり人の意見を聞かないタイプ

だからというのもあり、

素直に言うことを聞ける存在が増えたことも

プラスの要因となりました。


間違っているときに

「それは違う」と言ってくれ、

悩んでいるときに

「こうしたらいいんじゃない?」と

提案をしてくれ、

それを信じることができる存在

というのは貴重ですよね。

中継基地ができた

“男は敷居を跨げば七人の敵あり”

ということわざがありますが、

現代では、女性も同じように

“外には七人の敵”がいるように感じる世の中。


職場や友人関係など、

社会の中でストレスを感じても

自宅に帰ると” 家族 “という

自らが選び築いた場所

があるのはとても心強いものです。


そして、

もし、夫婦関係に亀裂が入った場合など

多くの人が最後に帰ることが出来る場所は

親元ですよね。


そういったこともあり、

夫婦は” 中継基地 “だと筆者は感じています。


そしていずれは、自分たちの手で

” 最終基地 “を作るのではないでしょうか。

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忖度なしの存在

友達同士だと「気を使った発言」になりがちで、

恋人同士だと「その場しのぎの発言」も多く、

親子関係だと「子が可愛いあまりの発言」となりがち。


ですが、夫婦は

友達以上親子未満であり、

元は他人であるからこそ


厳しく、優しく、相手に合わせた

相手のためになる発言が出来るもの。


恋人同士と違い、

直接自分に責任が降りかかってくることも多いため

現実的な答えを出してくれる

” 貴重な存在 ” だと言えるのです。

自己肯定感

” 世間体 ” というのは恐ろしいものです。

ずっと結婚願望が強かった筆者は

結婚したとき、正直


「人生のひと山超えた!」

という達成感・安心感がありました。


そして、

独身の頃にずっと欲しかった


「誰かの、たった1人に選ばれた」

という称号を手に入れた感じがするのです。


それからというもの、やはり

左手の薬指にある物のお陰で、

なんとなく何をするにも

自信がついたような気がします。


これは、

“結婚という人生のハードルを自分は1つ達成した!”

という自信が

自己肯定に繋がっているのではないかと思うのです。

デメリット

ここからは、

結婚でのデメリットだと感じることをご紹介します。

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行動の制限

分かりやすく減ったことといえば、

・呑みに行くこと

・友達と遊びにゆくこと

・少し高めの買い物

・趣味の時間

などでしょうか。


夫婦の形やそれぞれの性格によっても

大きく違いが現れる部分だと思いますが、


筆者はとにかく、

「お金は使うより、貯める」

という思考に切り替わった為、

フットワークは重めになりました。

守りに入ってしまう

“夫婦のことは連帯責任”

“片方の恥は互いのもの”


そのような考えがあるからか、


独身の頃のように

パーっとハッチャける、うぇーい!ふぉー!

みたいなことが完全に出来なくなりました。


それ以外にも、

友人にするアドバイス1つにしても

「変なことは言えない」

と、慎重になったように思います。

守るものが出来るということ

“守るものができると、人は弱くなる”

というのを体感したように思います。


子供がいれば尚更でしょうが、

夫のことが大事だからこそ


「言いたくても、言えないこと」

「したいけど、出来ないこと」


などの、我慢が出てきます。


ですが、

そういった” 自己セーブ “をおろそかにしては

いい夫婦関係を続けられないのではないでしょうか。

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レールに乗ってしまう

「結婚しないの?」

の次は、

「子供は?」


そして、

「マイホームは?」

「子供の進路は?」

「孫は?」


などといった、

” 終わりのないレールに乗ってしまう “

という捉え方も、できるのです。


独身の段階で、

結婚できないことに焦っている人は


これから先も

早く子供を、早くマイホームを、と

焦り続ける人生が待っているかもしれません。


どんな時でも、周りと比べて焦らず

自分の幸せを一番に考えることが出来ないと

辛いことが多くなってしまうのではないでしょうか。

振り回される日々

とってもネガティブな言い方をするならば、

夫婦は ” 振り回し合う ” 関係性といえます。


たった1食の晩御飯だって、

相手の時間に合わせて

用意して待たなければならないし


休みの日だって、

したいことがあったって

義理の両親に会って気を使う1日になることも。


独身の頃、

全ての時間を自由に使えていた頃

いかに恵まれていたか、痛感しました。

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あとがき

いかがだったでしょうか。


やっぱり結婚したい!

って思いましたか?


やっぱり結婚なんて墓場なんだ!

そう思ったでしょうか?


これらは、

筆者の体験に基づいたものである為


当然、すべての夫婦には当てはまりません。


自分が妥協できるところと、

絶対に妥協できないところを

上手く相手と兼ね合わせることが出来る2人こそが


” いい夫婦 “として

長く一緒に居続けられるのだと思います。


だからこそ、

結婚は絶対に焦らないでください。


” 子供を産むタイムリミット “

心配する気持ちはよく分かります。


ですが、子供がいたって

目も当てられないような子になる可能性もあるし


子供が自立した後は

結局、夫婦は2人で生きてゆくしかないのです。


自分が納得できる相手選びをしてください。


自分が納得できる相手ならば、

上記のメリットを

あなたも「メリット」だと感じることでしょう。

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