あなたの心は柔らかいですか?

こころ

Pexels  Kaboompics .com による写真



“心の柔らか/硬さ”

実は、とても大事なことなのです。


そもそも

「心の剛柔」とは。


柔らかいクッションを想像してください。

ふかふかで、
思わず誰しもが触りたくなるような、

頭を乗せて枕にすれば
頭の形にフィットしてくれる

足を乗せれば
両足を包むようにまた形を変える


人の心も、

そんな柔らかいクッションのようであれば

人や新しいもの、
色々な出来事を受けとめることができる


柔軟に対応し、包み込み

時には水分のようにさまざまな事を
自分自身で、吸収することだってできる。

強い衝撃が襲っても
ダメージが少なく跳ね返すことができる。


柔らかいからこそ、柔軟で、

柔らかいからこそ、強い。


もしも、あなたの大切な人が

辛い思いをした時、悲しい出来事があった時。

ふかふかのクッションが側にあれば

身を委ね、涙を流したり
抱きしめることが出来ますよね。


人も、同じ。

あなたの心がふかふかでいれば、

大切な人の心のクッションになることも

出来るのです。


では、逆の意味となる

「心が硬い人」というのはどんな人でしょうか。

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例えば、

・人の意見に聞こうともしない
・新しい変化が訪れたとしても受け入れる事を拒む
・人の気持ちを考えようとしない
・いつも意地を張ってツンケンしている
・何事もまずは否定する
・プライドが高い
・自分の意見こそが正論だと思い込んでいる


周囲の人たちがこのような印象を持つ、

そんな人は「心が硬くなっている」といえるでしょう。


あなたに、もしも

抱える悩みが出来た時や悲しいことがあった時

“心が柔らかい人”

”心が硬い人”

どちらに話を聞いてほしいと思いますか。


“心が柔らかい人”

受けとめて欲しいという人が大多数でしょう。


何も言わずに、ただ話を聞いて欲しい。

そんな時ならなおさら、

”心が柔らかい人”を選びますよね。


ですが、

“心が柔らかい”

ということにも、デメリットがあります。


それは、

・人を信じやすい
・傷つきやすい
・感受性が豊かすぎる
・影響されやすい


このような部分は

素直で純粋であるというメリットと裏表で、

デメリットといえる部分でもあるでしょう。


反対の、

「心が硬くなっている人」にも

隠された部分があります。

周囲から見ると、
冷たく思えたり、余裕が無いように
見えるかもしれませんが、

実は
内側はとても柔かいという人が大多数。


ただ傷つく事を恐れて強がっているだけ。

そういった人もいるのです。


例えば、

自分が悩んでいることへの

解決方法を提案して欲しい時。

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こういったときは、

“心が硬い人”

に相談した方がズバッと
意見を言ってくれることでしょう。


自分が傷つく事を恐れるあまり、

身を構えすぎて
人を近づけない雰囲気にしてしまう。
人に裏切られるくらいなら、自分から裏切る

“心が硬い人”



素直に人を受け入れ、
信じることによって
時に自分が傷ついてしまう

自分から裏切るくらいなら、人から裏切られたほうがいい


“心が柔らかい人”


あなたはどちらのタイプですか?


もちろん、どちらにしても
間違いではありません。


その人、それぞれの

価値観経験によって作られてゆくもの

それが”心”なのですから。


育った環境や、周りの人たちによっても

“心”には違いが現れる事でしょう。


例えば、

幼少期から厳しくしつけられ、
優しさに飢えた幼少期を過ごしていると

自分を守るため

“表面は硬く、中は柔い心”

になるでしょうし、


反対に、

自分の意見が全てまかり通る、
そんな幼少期を過ごしていたとしても
思春期の頃になると、思い通りに事が進まず

“心を硬くしてしまう”

ということに繋がります。

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両者共に

意地を張っていたり、強がりたい

という気持ちが、
そうさせているだけ。


それから、社会に出て

沢山の人たちとの関わり合いの中で

“気づき、人を信じてゆく”のか、


“気づき、自分を守ってゆく”のか。


自分の心をコントロールするのは、

やはり、自分自身でしかないのです。


毎日を社会の中で過ごしていれば、
楽しい事ばかりじゃありません。


裏切られることや、騙されることも。

「心」は気付かずに放っておくと、

自然と“硬く”なっていってしまうのかもしれません。


あなたの心は、今、どんな状態ですか?


“柔らかい心”

というのは、

自分で気づき自分の力でしか

作れないものなのかもしれません。

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