PexelsのRodolfo Clixによる写真
傷ついてますか?
職場や学校、家庭内。
通勤途中や買い物先のスーパーで。
遊びに出かけた先、
体調不良で行った病院。
もしくはTwitterなどのSNSで。
現代人には、
関わる至るところに
「傷つける場所」が準備されています。
そもそも、“傷つく”原因になることって
あなたにとってはどんなことですか?
・自分を否定された時
・自分の大事なものが否定された時
・直接怒られたり文句を言われた時
・暴力的な様子・映像をみた時
・人から嫌われた時
・相手に自分の気持ちを誤解されている時
・仲間外れにされた時
・劣等感
・自分の期待が裏切られた時
・嘘をつかれた時
・人が自分に無関心な時
これら全てが、
誰かにとっては涙が出るほど傷つくことであり
誰かにとっては素通りするくらいどうでもいいことであり
また誰かにとっては
新しい発想が生まれるアイデアの種となるのです。
何が言いたいのかというと、
「人が傷つく要因は人それぞれ」
だということ。
考えてみれば頭では理解できても、
心の出口にいつも”フィルター”として
「人を傷つける可能性」を排除した行動
あなたに、できていますか?
とはいっても、生きていれば
人を100%傷つけずに
死んでいくこと、
1年を過ごすこと、
1ヶ月を過ごすこと、
働くこと、
なんて出来ません。
それは、先でも言ったように
人が傷つくポイントなんて人それぞれすぎるから。
だからといって、
開き直りポイントではありませんよ。
“出来る限り人を傷つけない”
そういった努力が、
全人類に必要不可欠だと筆者は思っています。
例えばSNS。
いろんな方法で人を傷つけることができます。
あるタレントが、 本人なりのマナーについて語っている。 「それは間違っている。もっとこうするべきだ。」 とコメントをつける。
相手を否定する
あるインフルエンサーが、
「今日こんな人を見た。信じられない。怖い世の中だ。」
そう発信していた。
それを読んだ1人の少年は
“僕がこの間していたことだ。
本当は、人が困っていたから助けたのに。”
と思った。
人に誤解される
あるYoutuberが、
「〇〇の人って性格が悪い人が多い気がする」
と発言した。
決めつけ
ある友人が、
今話題となっている動画を引用した。
ショッキング
ある知人が、
ディナーで訪れたレストランの様子を
アップした。
自分には出来ない
恋人とのデートの様子を
写真でアップしただけで、
失恋したばかりの人や、
恋愛経験がないことがコンプレックスな人などの中には
傷ついてしまう人だっているわけです。
そういったこともあって、
特にSNSは
「傷つけやすく・傷つきやすい」といえるのです。
そして自分が傷ついた時。
声を必要以上に大きくして
「こんなこと言われた!」
「こんなことされた!」
「自分を否定された!」
そう過大にアピールする人が最近とても多いです。
そしてその真意の中には、
“自分を傷つけようとした相手には
自分以外の人の力を使って
もっと強く大きく傷つけてやろう”
そういった意図が
透けて見えている人ばかり。
そもそも、あなた。
傷ついていますか?
本当にショックを受けましたか?
“世間一般”
”常識”
”みんなの意見”
そういうのに
あなたが一番振り回されていませんか?
「人を傷つけようとする」という行為は、
どんな事情があっても
許され・認められる行為ではありません。
「自分の気が収まればいい」という行為は、
必ず他の誰かを傷つけることになります。
自分の目には見えなくとも、
”トラウマ”
”マイナスイメージ”
”恐怖”
“先入観”
そんな形で
負の連鎖を生み続けるばかりなのです。
人を傷つけない努力・心がけ・意識づけ
を忘れないでください。
そして、
傷つかない・傷つきにくい・気にしない心
これらを持てる努力をしてみませんか?
「強い」というのは
自分を守ってくれることです。
“弱くいることが正義”だと思い込み、
そう心がけてしまっていませんか?
自分の言動、立ち振る舞いを
少し振り返ってみてはいかがでしょうか。