現在妊娠後期の筆者。
着々と子供を迎える
準備が整ってきています。
その中でも、購入する際
案外悩んだのが「体温計」
よくある
「わきで測るタイプ」と
妊活中に使っていた
「基礎体温計」は
自宅にあるのですが、
幼い子供の体温を測るとなると
“スピード勝負”らしく、
さらには
この”ご時世”、
親の私たちも検温をする機会が
多くなっているため
非接触型を取り入れようと
こちらを購入してみたんです。
![](https://trees-to-the-woods.com/884/wp-content/uploads/2021/08/image2-1-1.jpeg)
「タニタ 非接触体温計 BT-54X」
なんか、
「TANITA」だし信用できる感じする。
なんて理由で
選んでみたのですが、
タニタに限らず、
非接触型体温計は
どうしても誤差が大きく出てしまう、
なんてレビューも多く
それは困った、ということで
自宅にあった
「わきで測るタイプ」と
「基礎体温計」と比較してみました!
まずは「タニタ BT-54X」の開封
パッケージはこんな感じ。
![](https://trees-to-the-woods.com/884/wp-content/uploads/2021/08/image0-5.jpeg)
ミルクの温度も測れる!良い!
おでこで1秒!良い!
使用可能な室温範囲!
ぴぇ!?
そういったところで
誤差が生まれてしまうのかもしれませんね。
子供が赤ちゃんのうちは
室温も一定に保つでしょうし、
良いかもしれませんが、
あったかい地域や
寒い地域に住んでいる方にとっては、
大人が使う場合や
保管場所によっては向いてないかも?
![](https://trees-to-the-woods.com/884/wp-content/uploads/2021/08/image1-3.jpeg)
裏面は簡単に、液晶と
ボタンの説明が記載されています。
片方の側面には製品の仕様。
![](https://trees-to-the-woods.com/884/wp-content/uploads/2021/08/image3-5.jpeg)
もう片側には
「正しいはかりかた」
が記載されてるのですが、
![](https://trees-to-the-woods.com/884/wp-content/uploads/2021/08/image2-3.jpeg)
一部を引用すると、
体温測定モードでは、人の額表面から放射される赤外線量を測定し、舌下温度に換算してデジタル表示します。
商品パッケージより引用
との記載が。
舌下ということは、
基礎体温と同じような温度が
計測されるのでは?
そして最後に床面。
![](https://trees-to-the-woods.com/884/wp-content/uploads/2021/08/image4-4.jpeg)
タニタの商品ですが、
製造は中国とのこと。
開封すると、紙が3枚。
![](https://trees-to-the-woods.com/884/wp-content/uploads/2021/08/image5-3.jpeg)
説明書にも改めて
“舌下温度に換算してデジタル表示します”
との記載が。
本体と付属品はこんな感じ。
![](https://trees-to-the-woods.com/884/wp-content/uploads/2021/08/image7-2.jpeg)
液晶とLED、ボタンが3つのみ
というシンプル構造。
テスト用の電池も付属されているので
すぐに動作チェックをすることができます。
測定センサー部分はこんな感じ。
![](https://trees-to-the-woods.com/884/wp-content/uploads/2021/08/image8-1.jpeg)
対象物より0.5〜3cm離して測定
商品パッケージより引用
とのことで、
結構、測定センサーと
おデコの距離を近づけて測るのが
正式な方法とのこと。
さて、
電池を入れて準備完了です。
3種類の体温計で比較開始
25℃ほどの室内で、椅子から動かず、
3つの体温計で筆者の体温を測っていきます。
※妊娠中の為やや体温高めです
まずは、
非接触型体温計から。
先ほど開封した
「タニタ 非接触体温計 BT-54X」です。
![](https://trees-to-the-woods.com/884/wp-content/uploads/2021/08/image2-1-2.jpeg)
非接触型体温計では
「36.9℃」との結果が出ました。
次にオムロンの
わき専用体温計。
「オムロン 電子体温計 けんおんくん わき専用 MC-681」
![](https://trees-to-the-woods.com/884/wp-content/uploads/2021/08/image3-1-1.jpeg)
こちらでも非接触型と同じく
「36.9℃」という結果に。
非接触型とわき専用で
誤差が出なかったということで、
もうこれで十分な気もしますが、
一応、基礎体温計でも測ってみます。
使用した基礎体温計はこちら。
「オムロン 婦人用電子体温計 MC-652LC」
この基礎体温計は、
口にくわえる時間の長さによって
“予測検温”と”実測検温”
両方が測れるのですが、
今回は、あまり時間をかけて
温度が変わってはいけないと思い
“予測検温”での計測としました。
結果はこちら。
![](https://trees-to-the-woods.com/884/wp-content/uploads/2021/08/image1-1-2.jpeg)
「37.01℃」
ということで、
他2つとの誤差は
“0.11℃〜0.02℃”
ということに。
ほぼ誤差なし、
と言える結果が出て一安心しました。
そもそも測る場所によって違ってくるそう
おデコで測っても、
脇で測っても、
舌下で測っても、
今回の検証では
ほぼ計測温度に違いはなかったということで
室温と計測距離さえ気にかけていれば、
これから安心して使えるということと
解釈し、一安心なのですが、
そもそも、
体温計というのは
測定部位によって測定値は
”異なるもの”なんだそう。
体温が高い順に
https://www.healthcare.omron.co.jp/product/mc/mc-summary.html
「直腸」、「鼓膜温(耳)」、「舌下温(口中)」、「腋窩温(わき)」となります。
それぞれの部位で測定時間も異なります。
わきで測るより、舌下で測った方が
やや高い温度が出た今回の比較検証は
理にかなったものである様子。
もちろん、
冷えピタ等との
併用はできませんが、
“非接触型は誤差があるらしいから…”
という理解で避けてしまっては
時間と労力の無駄遣いに
なってしまうかもしれない、ということ。
誤差をできるだけ避けるためには、
「適した室温での保管・使用」
「正しい測定距離」
を守れる環境であるならば
非接触型体温計、
ぜひ良いのではないかと筆者は思います。