別府の観光名所「別府海浜砂湯」で砂風呂を初体験!【レポート】

からだ

大分県は”別府”の観光名所である
「別府海浜砂湯」

砂風呂に挑戦してみたいけど、

「裸にならないといけないの?」
「男女一緒に入るの?」

そんな気になるポイントを、
実際に筆者が体験してきたレポートを交え細かく紹介します。


別府の温泉街は海から近く、
別府海浜砂湯はその海沿いにある
“市営の砂風呂”

“市営”
と聞くと事務的な感じがしたり
臨機応変に対応してくれなさそう
といった感じがしますが、

まったく。

普通の温泉と特に変わりなく
筆者が訪れた時は
受付も地元のおばちゃん達
砂をかけてくれるスタッフの皆さんも
普通のおばちゃんやお姉さん
といった感じで、明るく対応していただきました。


ここからは入浴の流れにそって説明します。

別府の海沿いの大通りから
海沿い通り、砂浜にある別府海浜砂湯。

駐車場は10台〜22台ほど停めることが出来ます。

あらかじめ入浴の予約をすることはできません


利用料金は、大人1人1,030円。
(ロッカー代別)

共用通路に大型ロッカー数個あり



必ず必要なものは“タオル”

砂風呂といっても、最終的には
普通の浴場で、砂を流すためにお風呂に入ります

抵抗のある方はご注意を。


建物の入り口を入ってすぐに受付があり、
まずここで入浴料を払い、
タオルを持っているか聞かれ、
タオルやシャワーキャップなど購入したいものがあれば
ここで、購入することが出来ます。

1枚350円でこちらのオリジナルタオルも販売していました。

巾着式の濡れても大丈夫な袋付き

受付が完了すると、
入浴券と番号が書いた付箋を渡され
番号を呼ばれるまで待ちます。
土曜日の夕方に行った筆者は、受付後30分程待つことに。


この場所はベンチが1つあるのみで、狭めになっており
順番を待つ時間は、隣にある休憩室か車に戻って
待っている人が多い様子でした。

この時、
受付のある建物の裏手側から外に出ると
砂風呂に入浴している人たちの姿が。



その手前には
【撮影禁止】と看板があり、
部外者の写真撮影は
禁止してくれています。


そして受付から番号が呼ばれると
入浴券を持ち再度、受付へ。

ここで浴衣と帯を貸し出されます
浴衣は「女性用」と「男性用」
この2種類。

そして、
「洋服と下着も全部脱いで浴衣だけの格好になります」
「記念に写真を撮る場合はスマホを持って砂場にきてください」
と、優しく分かりやすく説明をしてくれます。

ここから”男性”と”女性”に分かれた更衣室へ。



ロッカー代が100円かかります。
(戻ってこないタイプ)

靴を脱いで下駄箱に入れるとすぐ横にロッカーが。
ここがかなり狭めで、洗面台とゴミ箱もあります。

建物も古いため、更衣室もロッカーも年季が入っています。

ロッカーは横の列が4,5個、縦に5,6個の
一体化タイプが1つのみでロッカー内も正方形の小さめ

更衣室に4人もいれば着替えにくく窮屈に思える程でしょう。


ここで洋服も下着もすべて脱ぎ浴衣一枚になります。


透けたりめくれたりしそうで心配でしたが、
旅館にあるような薄手の浴衣とは違い、
生地も厚めで想像よりも安心感がありました。


ロッカーのすぐ横に砂風呂へとつながる扉があり、
扉を開けると、ついたての様な壁になっているため
誰かが着替えている最中でも出入りできるよう配慮されていました。


ここからの流れとしては
15分ほど砂風呂に入り、その砂まみれのまま
浴場の方へ通されます。

そのままお風呂に入れる身なり、持ち物になりましょう。

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アクセサリーは外しておいた方が良いでしょう。
特にシルバーだと温泉のため黒ずみます。

髪の毛が長い方は、この段階で
できるだけ高い位置
お団子の様にまとめておくことをお勧めします。

それでも必ず、
髪の毛にも砂がつくため、
シャンプーをしたい、体を洗いたい、
という方はシャンプーなど
小さめにまとめて手元に持っておきましょう。

もしくはヘアキャップをこの段階で付けておきましょう。


スマホは後でビニールの袋に入れてもらえますが、
浴場に持って行くのが不安な場合は、
小さめの防水ポーチなども一緒に持って行くと安心です。

着替えを済まして、
ロッカーキーを腕につけ、スマホを持って
いざ、砂風呂へ。



ここからは男性の方も一緒
カップルの方などは、
スタッフの方に伝えると隣に並ばせてくれます

※タオルを砂場まで持っていく必要はありません!

写真奥の建物の手前あたりに見えている扉の奥が女性用更衣室。


ここで、スマホなど手に持っているものをすべて
簡易的な棚の引き出しに入れる様に言われます。
必ず引き出しの番号を覚えておいてくださいね。



そして手ぶらの状態で、
指定された穴で仰向けになります。

はじめは木の枕が置いてあるため、
そこに頭が乗るように横になれば大丈夫。

「気をつけをしてください」
と言われるので
ピシっと待っていると、

「砂をかけていきますね〜」
としっかり声かけをしながら砂を体に乗せてくれます

ここで、かなりビックリ。
砂が想像よりはるかに重いのです。
ズッシリ。

はじめは「グハッ!」
といった感じ。

「重さは大丈夫ですか〜」
などと、声をかけながら
ザクッ、ザクッ、という音をさせながら
スコップで砂を乗せてくれます

途中で木の枕を抜き、
砂で枕を作ってくれます

そのため、髪の毛にも砂がつきます


そしてどんどん暑くなり、汗が噴き出してきます。

閉所が怖い方などは砂風呂は厳しいかと思われます。

砂風呂の入浴時間は
10分〜15分程度という事に
この段階で納得しはじめてきます。

筆者は冷え性のため、
足先を包む様に盛られた砂が
足の裏まで温かく
かなり気持ちが良かったです。

誰も会話をする人はおらず、
向かいにある海の音を聞きながら目をつぶっていると



スタッフの方が1組1組に
「写真を撮りますか〜」
と声をかけてくれます。

そこで、スマホを入れた
引き出しの番号を伝える
スタッフの方が引き出しから取り出し
たくさん写真を撮ってくれます


筆者はiPhoneでロックをかけていますが
暗証番号を伝える必要もなく、
ロック解除せずに写真を撮ってくれました。

ここで使っている写真も
スタッフの方が撮影してくださった写真です。


デジタルカメラで撮影をお願いするよりも、
スタッフの方が操作することを考えると
スマホで撮影してもらう方がスムーズだと考えられます。

そばにかならずスタッフの方がいるので
苦しくなったり、暑さが限界だと感じたら
かならず声をかけましょう

砂風呂は湯船の温泉というより
サウナという感じ
想像よりもはるかにハードです。


「そろそろです〜」
と声をかけられると終了。

手を動かし、膝を起こし
などとスタッフの方が説明をしてくれるので
その通りにして砂から脱出します。



この時の開放感がやみつきになります。

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指示された通りに
そばに置いてあるバケツで手を洗い
引き出しに入れた自分の荷物を取り出すと、

先ほど写真を撮影してもらったスマホ
小さめのビニール袋に入っていました。

体が砂だらけのままロッカーにスマホを入れには行けない為
浴場へスマホを持って行く為の配慮
してくださっています。


ロッカーとは別の入り口から浴場へ行くと
プールにあるような、
1つ1つにカーテンのついたシャワーが2つ
「砂のついた浴衣」入れがあり、
浴衣を脱ぎ、ここで体についた砂を流します。

手元のスマホなどを置くことができる
石鹸置きの様なものが壁の上の方に設置
されているので濡らしたくないものなどは
そこに置きましょう。

体から砂を流してしまえば、
すぐ横が小さな、温泉のある浴場となっているため
そこからは裸で浴場へ行きましょう。

温泉の様に椅子や桶、鏡やシャンプーなども
4箇所ほどあるのでここでゆっくりと
体を洗って温泉につかる
のもよいでしょう。

そして浴場とロッカーのある更衣室が繋がっている為
着替えが終わると砂風呂体験終了です。

受付でドライヤーの貸し出しもしている様でしたが、
何と言ってもこの更衣室が狭いため

次に砂風呂に入る方が来る前に
着替えを終わらせ
更衣室から急いで出るのに必死でした。

筆者はそのまま帰りましたが、
入浴後に休憩室にて休む事もできます。

砂風呂に入ってみたいけど流れも要領もわからず
不安だらけの初体験でしたが

とにかく
“砂風呂超気持ちよかった”

外は小雨で半袖だと肌寒い日でしたが
冷え性の筆者でも
入浴後1.2時間は顔も体もポカポカしていました。

近所に無いのが惜しいくらい。

また必ず体験したいと思っています。

今から砂風呂を初体験する方へ
注意しておきたいポイント

1つ 着替えやすい格好で行く

2つ 髪の毛にも砂がつくので
シャワーキャップかシャンプー/トリートメントが必須

3つ 砂風呂の後は男女に分かれて浴場で体を流す為
結局、裸になります。抵抗のある方はご注意を。

4つ カップルだと隣同士で埋めてくれます

5つ こちらの砂風呂施設の周りには
砂風呂に入浴をしに来た人しか
基本的にいません。
他の観光客に見られたり写真を撮られることはありません。
ご安心を。


砂風呂に興味がある方、
ぜひ参考にしてくださいね。

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