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「mixi」と「インスタ」
あなたが、
どちらの全盛期も経験したというのなら、
年齢は、20代後半〜40代くらい、
といったところでしょうか。
筆者自身も、
SNSデビューは当時まだ招待制だった「mixi」。
「facebook」は3年ほど前に”断ち”、
現在利用しているものは「インスタ」のみです。
とはいっても、見る専門。
「ROM専」と呼ばれるタイプ。
時代と共にSNSも流れてきた中で、
「インスタ」と「Twitter」は、未だ根強く
生活の中で欠かす事のできない
ツールの1つとなっているという人は
とても多いようです。
現代だとそれが「インスタ」であるように、
10数年程前だと、同じように「mixi」が
日々を楽しくする為のツールではなかったでしょうか？
まだ、今のように
スマホが普及していない中でも
ガラケーや、パソコンで、
友達の日記を読んだり、
趣味のコミュニティが更新されていないかを、
楽しみにチェックしたりして、
ログインするのにワクワクしましたよね。
「mixi」がきっかけで恋愛に発展した人
当時はかなり多かったですよね。
当時のことを思い出すと、
とても懐かしい気持ちになりました。
そんな「mixi」にあって、
利用者にとって大事な要となった機能って
何があったか覚えていますか？
それは、
“足あと機能”
と
“ログイン時間がわかる機能”
この2つです。
この機能は当時の恋愛に、
いいスパイスとなっていましたよね。
昨日の日記を、
気になる先輩が読んだみたい！キャー！
とか、
マイミクのページを見ると、
彼氏が一番上に来ている。
「どうしてmixiは出来るのに
メールの返事はくれないの！？」
と喧嘩になっているカップル。
誰が自分の事を気にしてくれているのか。
あまり親しくないのに、
いつも見てくれている人がいたり。
反対に、見て欲しい人ほど見てくれない
そんな気持ちになっていた事が
とても懐かしいですよね。
“足あと”は「mixi」のメイン機能の１つとも言えるため
誰しもが必ずチェックしていたでしょう。
そんな
”足あと機能”と
”ログイン時間がわかる機能”
実は「インスタ」にもあるんです。
普通に投稿したものを
誰かが見ただけでは、
”誰が読んだか”は分かりませんし、
設定をオフにしていたり、
誰ともDM（ダイレクトメッセージ）の
やり取りをした経験がなければ
“最後にいつログインしたのか”が
相手に知られることもありません。
ですが、
インスタを開くと一番上に並んでいる
「◯」で表示された動画たち。
“ストーリー”と呼ばれる機能で
この”動画”を観ることによって
動画の投稿者には既読機能として
”足あと”がつくようになっているのです。
この”ストーリー”は投稿者が
投稿してから24時間で自動的に
インスタグラム上から削除されるという
仕組みになっているため、
「個人的な投稿を、
たくさんの人に見てほしい
という訳ではないけれども、
ちょっと本音を吐き出したい」
といったような、
投稿者の一時的な
”本音の掃き溜め場”に
として利用されているのを
よく目にする事ありませんか？
・旦那さんの愚痴
・将来への不安 など。
投稿者からすると、
24時間後には自動的に削除される上に、
投稿として残る訳でもない。
“そのストーリーを誰が見たか”
というのが分かる事から、
フォロワーの中でも”誰が”
自分の愚痴や本音を知ったのか
把握する事が出来るのです。
その為、
安心して投稿する事ができる、
とも言えるでしょう。
次は、
”利用した時間がわかる機能”
インスタを開いた画面上で
右にスワイプすると
DM（ダイレクトメッセージ）のやり取りを
行なった事のある相手との
メッセージ画面が表示されますよね。
そこに
“前回のログイン時間”が
表示されている人と、されていない人
がいませんか？
これは、設定によって
自分の前回ログインしていた時間を
表示するか非表示にするか
決める事が出来るからです。
「mixi」だとログインすると、
強制的に全てのマイミクに
伝わっていましたよね。
・まだメール返してないから
mixiログイン出来ないわ
・「おやすみ」とか言っときながら
ずっと”最終ログイン5分以内”の人
懐かしくて甘酸っぱいですね。
そんな、
私達の青春と同じような気持ちを
今時のインスタグラマーも
感じているのかもしれません。
「自分から発信」してみて
「相手からのレスポンスを探る」
時代は変わっても、
SNSがあるからこそ出来る
繊細な気持ちのやり取りなのかもしれません。
