PexelsのNikolay Draganovによる写真
その場限りの初対面の人ならまだしも、
これからも仕事や趣味の場で付き合いが続いていくのにも関わらず
“好意的ではない人”
って稀にいますよね。
ここでの「好意的」とは
恋愛感情や同性異性は一切関係なく、
相手の立場を尊重し、
円滑に交流を進めていけるような
”態度”“言動””表情“を示しています。
こうい‐てき〔カウイ‐〕【好意的】 の解説
https://dictionary.goo.ne.jp/word/好意的/
[形動]相手の立場を尊重し、その人の益になるように考えるさま。「好意的な態度」「好意的に解釈する」
仕事関係ではじめて会った人に
こちらは感じよく挨拶をしていても
相手はかなりそっけなかったり、
友人の恋人を紹介されて
こちらは友好的に自己紹介しても
相手からは適当な相槌しか返って来なかったり。
何を考えているかわからない。
“人見知り”や”自分に自信がない””照れ屋”
などの範疇を超えて、
常識やマナーがないとさえ感じてしまうような人って
案外多く存在しています。
そんな非好意的な人に対しての対応って
本当に困らせられるもの。
特に自分に対しては非好意的だが、
仲の良い人とは好意的な場合は最悪。
相手と自分とがどんな立場かによって
対策はかなり変わってくると思いますが、
今回は、どんな関係性でも
まずは試してみる価値ありの対処法を
いくつかご紹介したいと思います。
無理に距離を縮めようとしない
頻繁に雑談を持ちかけてみたり、
そばに座ってお菓子を勧めてみたり、
何気ない冗談をふっかけてみたり、
特に相手が目下なら、してしまいがち。
ですがそんな中身のない会話では
非好意的な人は心を開いてくれていないのではないでしょうか?
基本的に、非好意的な人って
冷静な部分が強くあります。
そのため、こちらは軽いノリで話をしても
「ウザいな。」「え?何か魂胆があるの?」
と思わせてしまっては終了です。
広い目で見たときに、
仲良くしたところで特に大きなメリットがないのなら
何かのきっかけが起こるまで
そのまま距離感を保っておくのが一番良いのではないでしょうか。
気があったり、仲良くするべき相手ならば
自然と距離が縮まってゆくものです。
話をするのなら相手の好きな事の話を
それでも、
もう少しグイグイいってみたい。
ちょっと楽しくなってきた。
なんて余裕のある人は、
相手が好きな事について聞いてみましょう。
休みの日は何をしているだとか、
趣味だとか、好きな飲食店とか。
人は誰しも、
自分の好きなものを語っている時が
一番、意気揚々とするものです。
ただし、
ちゃんと真面目に最後まで聞いてくださいね。
一番ダメな話のネタは、
その人に関する詮索や自分語り。
出身校や恋人の有無などの
プライベートな情報は自分から発信しない限りは
聞かないことが大人のマナー。
極端に嫌がる方も少なくありません。
そして自分語りは絶対にやめましょう。
そもそもが、
あなたに興味がないからこその非好意的だろうからです。
人を巻き込んで接近
1:1で仲良くなろうとするのではなく、
まずはグループ、
3人などの少数から始めると良いでしょう。
一番良いのは、
相手と一番仲の良い人とまず親しくなること。
“自分と仲が良い人が、仲良い人。”
の信頼度ってやっぱり強いです。
まずは相手を後回しにして、
周りから囲ってしまうというのも確実な手かもしれません。
さりげなく原因を探る
明らかにあなたにだけ非好意的ならば
何か原因があるのかもしれません。
勝手な先入観を持たれていたり、
間違った情報を鵜呑みにされていたり、
見た目だけで判断されていたり、
職場ならば仕事ができないと思われていたり。
もし原因がわかれば、
あとは覆してやるのみ。
その為には原因を探るのも良いでしょう。
まずは、その場のボス的な人に
相手のことだけではなく、
複数人についてさりげなく聞いてみたり。
“私って怖い印象ありますか?
なんか、距離を置かれてる気がして。”
などと、
あえて結構的外れな相談を持ちかけてみるのも手。
一緒に頑張る
人との距離を縮める最も
強力で最強で間違いない手は、
「何かを一緒に成し遂げること」
これに限ります。
日本人は特に幼い頃から
協調性やチームワークの中で
育てられてきた文化であるため
何かを頑張っていると自然と、
団結力のようなものをグループに感じがち。
相手が究極にやる気のない人の場合は
相手にあった工夫が必要だと思いますが、
例えば、
相手には簡単なノルマをこなしてもらう。
自分は同じノルマを相手の3倍こなせていたとしても
「隠す」。
そうすることによって
相手の興味をこっちに引き寄せることもできるでしょう。
いかがだったでしょうか。
非好意的な人の中には、
“萎縮してしまっている”
“発信しにくい雰囲気と感じている”
“怖がっている””緊張している”
など、
過剰に空気を読みすぎてしまって
相手に対して非好意的になってしまっている
ように見える人、少なくないかと思います。
「そんな空気を作り出さない」
「先生のように平等」
「和やかな雰囲気」
空気作りを工夫してみるのも良いのではないでしょうか。
最後に、一番やってはいけないこと
最悪の場合、その場の全員から
不信感を持たれてしまうような行動を
3つ、ご紹介しておきます。
「2人きりで話し合おうとすること」
「個人的に連絡を取り合おうとする事」
「特別扱いせず追わない」
これさえ守っておけば、
あとは時間に身を任せるのも良いのではないでしょうか。