PexelsでのAndrea Piacquadioによる写真
「タチが悪い人」って
なんとも絶妙な言葉ですが、
なんとなくニュアンスで
イヤぁ〜な感じが、伝わりますよね。
この記事では、
悪い人ではないけど
一緒にいると疲れてしまったり、
返答に困ることを
頻繁に言われたりするせいで、
出来るだけ関わりたく無いと
思ってしまう人のことを指しています。
どこにでも居ますよね、
“攻撃”をしてくるわけではないけど、
とにかく“自分のペース最優先”な人。
例えるなら
除雪車のように
“自分だけが歩きやすいように道を作る”
分かりやすい人、
とも言えるかと思います。
ここからは、
そんな「タチの悪い人」が
よく持ち合わせている特徴を
5つに分けて解説していきます。
人の素性を根掘り葉掘り知りたがる
会話の糸口として
質問が続いてしまうことはよくありますが、
「タチが悪い人」は、
相手の様々な情報を
聞き出せるだけ聞き出そうとします。
自分との共通点を探しているのか。
価値観が合うか確かめられているのか。
とにかくプライベートな恋愛事情から
家族のことなんかまで
なんでも知りたがります。
はじめのうちは、
“話題作りをしてくれているのかな?”
と、思うのですが、
途中から、
“あれ?なんか探られてる?”
と思った経験がある方も少なくないかと思います。
そしてそんな時、
質問の仕方がストレートであればある程
答えざるを得なくなりがちなんですよね。
後から、
“余計なことまで喋ってしまったな…”
と無駄にこちらが反省することになったり。
オーラで察してもらいたがる
(不機嫌です!)
(体調悪いです!)
(頑張ってます!)
と雰囲気で語りがちな人も
なかなか「タチが悪い」ですよね。
そんな私を労う声かけ、態度、
気遣いをよろしくね!!!
と言っているようなもの。
周りは気を遣わざるを得ません。
人に気を遣ってもらう事に
抵抗がない人は「遠慮がない人」
そして、
気を使わせてしまっている
と気付けない人こそ正真正銘の
「タチが悪い人」ではないでしょうか。
自分の話ばかり/他人の話ばかりする人
よく喋る人って、
一緒にいて楽なときもありますが
それはポジティブな話ばかりしてくれる人限定。
グチや人の文句など
ネガティブな話ばかりをする人は
分かりやすく“要注意人物”ですよね。
“要注意人物”
まではいかないけど、
リアクションに困るというか…
要らない情報ばかりをくれるというか…
そういう人こそが「タチの悪い人」
何が言いたいのか?
それとも本当に
ただの世間話のつもりなのか?
「タチの悪い人」は
こちらを無駄に悩ませてくるのです。
素直になってくれない
自分が悪かった!と思えば
「だって~」じゃなく
「ごめんなさい」
褒めてもらえた時には
「いやいや~」じゃなく
「ありがとう」
きつい時には
「〇〇のせいで~」じゃなく
「助けてほしい」
そう素直に言ってくれない人も
とっつきづらく付き合いにくいですよね。
力になりたいと思っていても
素直に助けを求めてくれなかったり、
寄り添おうとしても強がられたり、
良かれと思っても天邪鬼な態度を取られると
なんだか好意を踏み躙られたような
気持ちになったりして。
素直になれない、ということで
本人も悩んでいるかもしれない…
というのが、
一筋縄ではいかない
「タチの悪さ」を
持ち合わせています。
堂々とルール違反をする
毎回、待ち合わせに数分遅刻してきたり
会社の備品を当たり前のように私物化したり、
赤信号なのに堂々と道を渡ったり
自然にゴミをポイ捨て出来る人なんかは
ものすっごくタチが悪いですよね。
あまりにナチュラルにマナー違反をするせいで
一緒にいても呆気に取られて注意できない、
なんて経験のある人も多いかと思います。
同類・肯定している、
とは絶対思われたくないけど、
改まって注意するのも
空気が悪くなったりしそうで、不安…
なんて気持ちにさせられたなら
距離を置いたほうがいいレベルの、
タチの悪い人です。
タチの悪い人の特徴を5つ紹介してきました。
面白い人と出会うと
その人のことをもっと知りたくなるし、
私は頑張ってる!と
誰かに認めてもらいたいときもある。
人との会話が続かずに
訳もわからずベラベラ喋ってしまって
後で後悔したことや、
はっ!何も考えてなかった!ってときも、
思ってもないこと言っちゃった!ってことも、
誰しも経験があるもの。
「タチの悪い人」と思われないよう
万人から好かれようとするのが
正解かというとそうでもないし、
万人から好かれようとする人もまた
「タチの悪い人」になりがちなもので。
ほんとは、誰だって、
いつかは誰かの
「タチの悪い人」
だったのかもしれません。