PexelsのJonathan Borbaによる写真
大抵の人が自らで
“この人だ!”
と決めた人と結婚できる現代。
キラキラの新婚生活
長年共に協力し合い
仲の良い老後幸せな余生
誰しも一度は思い描くことでしょう。
ですが、
そう円満に上手くいっている夫婦
身の回りに少ないと感じませんか?
日本の離婚率は約35%前後になっており、2019年度の厚生労働省の調査によると離婚件数は約20万9,000件にものぼります。
https://ricon-pro.com/columns/81/
一方、婚姻件数は約59万9,000件にものぼりますが、3組に1組の夫婦が離婚しているというのが現状です。
「離婚」は誰しも
身近に迫りがちな問題。
どんなに仲の良い夫婦でも
一度は考えたことあるのではないかと思います。
今回の記事では、ぜひ
いつか今のパートナーとの
結婚を考えている、
なんだかいつも恋人に
合わせてばかりで疲れている。
という方にこそ是非
参考にして頂きたい、
「離婚」に至らないために
結婚前に必ず確認しておいた方がいい、
“意外”な価値観を
8つご紹介したいと思います。
どのくらい汚い部屋で過ごせるか
A「汚い部屋でも全然平気」
B「キレイな部屋じゃないと無理!」
というペアなら
Bさんの方が進んで掃除をし、
比較的円満に済むかと思います。
ですが、
A「汚れた部屋は嫌だけど掃除が嫌い」
B「全然汚い部屋でも平気」
といったペアの場合、
Aさんは部屋が汚いことにも
掃除をすることにもストレスを感じ、
一方Bさんは
なんともない、
といった状況になりがち。
“いやいや、Aさんが
掃除するしかなくない?”
と側から見ると
思ってしまいがちなケースですが、
長年実家暮らしだった男女に
一定数存在するのが、
この
「汚れた部屋は嫌だけど掃除が嫌い」
というタイプ。
案外結構いるんですよね。
とはいえ、
何をもって”汚い”というかも
これまた人それぞれで、
・物が多いことが嫌
・ホコリがとにかく気になる
・ホコリは気にならないけど、
リモコンが背の順じゃないと嫌
など、
やはり結婚前に同棲を経験することが
いかに大切かを日々
思い知らされることになることも。
好きなテレビ番組傾向
自分が興味のないテレビ番組が
自宅で延々と流されているのって
結構ストレスが溜まるもの。
特にスポーツ中継などは
長時間に渡るため、
「諦めて一緒に観る」か
「別室にそれぞれ別れる」かによって、
その後の家族の形にまで
大きく影響が及んでくることもあるかと思います。
テレビでいうともう一つ。
「録画した番組を早く消費したいタイプ」と
「面白かったから残しておきたいタイプ」も
意見が分かれがちで、
小さなストレスが大きなケンカを生みがち。
理屈と感性で考える割合
男性は理屈で考え、
女性は感情で考えがち、
なんてよく言われますが
そんなものは人それぞれで、
“どんな場合か”
にもよって変わってくるもの。
そして夫婦間においては、
この「理屈と感性のバランス」が
似ていれば良い、
というものでもありません。
自分にとって感性でしか
考えられない出来事が起きたならば、
パートナーには
理屈での意見を出してもらったり、
パートナーが理屈でしか考えられていない
と判断したなら、
感情的な部分から助言を呈したり等、
「お互いの持っていないものを埋め合う」
といった意味では、
夫婦同じであれば良いことばかりではないのです。
どこにお金を使いたいか
最近では夫婦別財布の家庭も
かなり増えて来ているようですが、
それでも相手が
あまりに理解できないお金の使い方をしていると
見ているだけでストレスが溜まるもの。
「将来の見通し具合」
「趣味へどのくらい使いたいか」
「外食・旅行へどのくらい使いたいか」
「家族・パートナーに使う目安」
この辺りに意見の相違があれば
どうしても不満に繋がりがちです。
またこのお金の使い道に関しては
どんな環境で育ったか、
というのも大きく影響してくるため
合う・合わないが大きく出やすく、
どうしても妥協できない、
ということにも繋がりがちです。
「家」「車」「ファッション」センス
「家」「車」は
特に大きな買い物である分、
誰しも自分の好みを突き通したくなるもの。
妥協し、
相手に合わせてしまっては、
長年に渡って
”自分の憧れを消化できなかった”
という劣等感に苛まれることも。
「ファッション」のセンスが合うことも大切。
お互いを家族として、だけではなく
恋愛相手として見続けるために
“外見”はとても大事な要素となります。
とはいえ
自分好みでないファッションをしたり、
年相応ではないと感じるのに
相手に合わせて続けたりするのは嫌ですよね。
だからこそ、
「センスが合う」
というのはとても大きく大切なことなのです。
友達付き合いの頻度
色んな友達たちと
毎週末のように集まる人もいれば、
同窓会にも参加しない人まで、
“大人の友達付き合い”
というのは本当に
人によって大きく異なります。
頻繁に友達と交流を持ちたい、
という人ならば
「お金」も「時間」も惜しみなく
使いたいところでしょうが、
友達づきあいってめんどくさい、
という人から見ると
「お金」も「時間」も勿体無い
としか思えない人もいるでしょう。
更には、友達づきあいに
”家族まで巻き込みたい”
というタイプも一定数存在するため、
パートナーが
それをストレスに感じるタイプならば、
しっかりとした
説明・説得・理解・妥協
がお互いに必須となるかと思います。
食べ物・匂いの好み
食べ物の好みって、本当に大切です。
だって、
どうしても合わないと
家に帰るのが嫌になるんですからね。
それはかなり大ごと。
そしてもう一つ大切なのが
「匂いの好み」
洋服についた柔軟剤の香りは、自分は
慣れることが出来れば良いものの、
他の人にまで”あなたの匂い”として
認識されてしまうのですから。
そして眠る時のふかふかの布団が
自分好みの香りじゃないなんて
最悪だと思いませんか?
そして「匂い」に関して
よく起こりがちな問題が、
“生乾きの匂いへの耐性レベルの差”
これって本当に人それぞれで、
耐性レベルが高い人ならば
匂いを感じない程度でも、
耐性レベルが低い人だと
驚くほど臭がったりするんですよね。
家事を主にする方が
匂いレベルの耐性が高いと、
「臭い?そう言われましても…。」
となりがち。(筆者夫婦あるある)
政治・ニュースへの関心度
「政治・宗教・野球の話はするな」
というのは、多くの場面で
語り継がれていることかと思いますが、
夫婦間では
”話をしない”じゃ済まされない
大切なことです。
宗教はあまりにも大きな要素となる為
結婚前に多くの人が確認をするでしょうし、
野球は双方が特定のチームの
熱狂的なファンでない限り
問題は起きないでしょう。
ですが、
政治・ニュースへの関心度合いは
万が一災害が起きた場合などに、
自分たちへ直接影響してくることでもある為
ある程度の意見の一致、
関心度合いの一致は
大切なのではないかと思います。
政治・ニュースへ関心がないと
「教養がない」
と受け取られてしまうことも多い為、
ある程度は意識を続けることも
大人として、パートナーとして、
大切なことなのかもしれません。
いかがだったでしょうか。
「結婚」となると
他人同士が「家族」となり、
人間にとってとても大切な
「衣食住」を
大きく左右することとなります。
絶対に”譲れないこだわり”、
心のどこか、頭のどこかに、
気づかないうちから
誰にでもあるものではないでしょうか。
結婚してしまってから、
では遅すぎるのです。
今一度、自分と向き合って、
その”譲れないこだわり”を
明確にしておくことで、
人間関係をも円滑にすることが
出来るのかもしれません。