PexelsのEugene Shelestovによる写真
前回、こんな記事を書きました。
自分と違う考えの人を批判してしまう人のことです。
本人は気づいていなくても
そういう人、
とても多いですよね。
そして、
人を批判している人は
自分との違いをアピールしている
という風にもいえるでしょう。
いい意味でも、悪い意味でも。
自分と人とは違うものです。
家族でも、
いくら仲の良い親友でも
双子だとしても、違う生き物です。
意見が合う部分がある分、
驚く程、合わない部分も必ずあります。
例えば、私は顔に自信がない。
だけど嫌いなあの子は可愛い。
そんな時、
どんな気持ちになるでしょうか。
羨ましい
妬ましい
あの子には欠点があるはず
そう思うこともあるでしょう。
身近にいる嫌いな人である上に
顔まで可愛いのですから。
そして、
“そう思ってしまう自分”が
嫌になってきませんか?
妬んだって羨んだって、
自分の顔が可愛くなるわけでもない。
人とつい悪口を言ってしまったとしても
それは自分の悪口を言いふらしているのと同じ事。
心の中がもやもやして
グツグツして意地悪な顔になってしまうことでしょう。
そして、そもそも
嫌いな子の顔が可愛いのでしょうか
可愛いから嫌いになったのでしょうか。
何かのタイミングで
話をすることがあったなら、
「いつも洋服どこで買ってるの?」
なんて、
自分の参考になる話を
聞き出した方が絶対に自分のためになるのです。
人と自分を比べてしまうことは、
生まれ持った
「顔」や「家柄」だけではありません。
同じ会社で働いていたのに、
“あの子は玉の輿”
“あの子は起業”
すると、
自分だけ置いていかれたような気持ちになって
(あの子は確かに玉の輿だけど
私はあの子よりも仕事ができる。)
(あの子は確かに起業して成功してるけど
私はあの子よりもモテる。)
なんて、
心の中で背比べをしてしまう。
そんなこともあるでしょう。
でも、
「比べている時点で負け」
なんてよく言ったもので、
他人のことを気にしてばかりいては
自分のことを見失っているのと同じなのです。
“玉の輿ちゃん”と”起業家さん”と”私”
3人でかけっこをしたとして、
“玉の輿ちゃん”は車
”起業家さん”は自転車
”私”は自分の足のみ
もし、
そうだとしても、
あなたが真っ先に
ゴールできる可能性はとても高いのです。
「よそ見をしなければ」
いくら車でも、
いくら自転車だったとしても、
よそ見をしていては
ゴールは遠のくばかりか
事故を起こしてしまうこともあるでしょう。
人生でも同じ。
人生には明確なゴールはありません。
ですが、
“いつかこうしたい”
“こうすることが目標”
“人生設計”
結婚でも、旅行でも、
転職でも、趣味でも。
仕事終わりのビールでも。
チェックポイントは
大なり小なり、人それぞれ
必ずあることだと思います。
そんな、自分だけの目標に向かって
まっすぐに進んでいけば良いだけのこと。
よそ見して、よそ見して、
人の目を気にしてばかりいては
「あなたのチェックポイント」には
いつたどり着くことが出来るでしょうか。
そして、
“玉の輿”や“起業”は、
あなたのチェックポイントでしょうか?
もし、そうならば
妬むのも仕方ないかもしれません。
でも、それならば今、
他にもっと出来ることがあるはず。
そうではなく、
“なんかすごい”
“一つ上に行ったかんじ”
そんな、ざっくりとした羨ましさなら
それもまた時間の無駄でしょう。
だって、他人の人生なのですから。
あなたにとっては
映画を観ているのと、
さして変わらないことのはず。
人の人生を眺めていないで
自分のゆく道から目を逸らさない。
1分1秒でも、
人の人生を考える時間があるのなら
自分の将来や、やりたいこと、
どういう人生を送りたいか。
その為には今、何が出来るのか。
あなたにはそれを考え
実行し、自分を幸せにすることが出来るのです。
あなただけが持った権利。
無駄にしないでください。
後悔しないゴールを迎えるための
心がけ、自分の時間を大切にしませんか?