Pexels の Riccardo Bresciani による写真
どんな環境においても
“人間関係”というものは
必ずセットでついてきます。
よほど、仕事もせずに
社会から断絶した環境にいない限りは。
上手にこなしてゆく人もいますよね。
“私はどうしてそれが出来ないのだろう”
そう考え自己嫌悪に陥るだけでも
あなたはとても頑張っている証拠です。
人間関係の煩(わずら)わしさを
初めて経験したのは、
小学校高学年から中学校だった
という人が多いのではないでしょうか。
こんな狭い教室や学校の中で
これからあと何ヶ月も一緒に
過ごしていかなければならない、
学校行事もしていかないといけないなんて…
と
生きていくことすら嫌になる程、
打ちひしがれた経験がある人もいると思います。
子供の頃は特に、
家と学校の往復だけだったり
活動範囲が校区内のみだったりと
生きている世界が狭いうえ、
生活の主な時間を学校で過ごしていることによって
“学校での時間”は誰にとっても
生活の中で重要な時間だったと思います。
「早く大人になりたい」
そう想っている子供たちには
とても酷な事に、
同じようなことをこれから先も
40年50年60年と生きて行く中で
何度も何度も経験することになるのです。
大人になってからの人間関係というと
会社や、ご近所づきあいの中、義理の家族など。
学校と同じように気に入らない人をいじめたり
影で悪口を言ったりと、
子供の頃と変わってませんよね。
あなたは
「世界がもし100人の村だったら」
という本をご存知ですか?
100人いれば、
52人が女性で48人が男性。
といったように
世界を100人として考え、
割合で世界には色々な人がいるのだと
考えさせられる内容の本。
筆者はいつも、
人間関係について考える時、
この「世界がもし100人の村だったら」が
頭に浮かびます。
それは、どの環境においても
意地悪な人や悪口を言う人、
ズルをして自分だけ得をしようとする人、
理由もないのに人から嫌われている人、
上手に人間関係を築ける人は、
必ず一定数存在することと
同じように思えるから。
はじめは仲も良く、
良い雰囲気の環境だったとしても
数ヶ月もすれば
誰かがトラブルを起こしたり、
持ち込んだりするような人に
なってしまう事があるのです。
それでも、
同じ会社で働き続けたり、
部活やサークルを続けたり、
同じグループで何年も遊び会う。
そして意地悪な人とも
付き合いをつづけてゆく。
自分自身を犠牲にしながら。
問題を見て見ぬ振りをしながら。
いつか解決する日を期待しながら。
どうして出来るのか。
どうしてその選択をするのか。
どうして辞めないのか。
どうして逃げないのか。
どうして、
あなたは逃げないのですか?
どうしてもこの環境を手放したくない。
家族のために働かなければならない。
将来のために続ける必要がある。
“履歴書” ”内申点” “人からの目” “プライド”
理由があるのですか?
それは、
「自分自身」よりも大事なことなのですか?
あなたは「自分を殺している」
ことに気づいていないのですか?
「自分は大丈夫」
自分が思っている”自分”
というのは案外あてになりません。
同じように我慢し続けた結果
精神を病んでしまうのです。
一度病んでしまったならば、
もう二度と戻れなくなる人もいるのです。
今のあなたを、
“あなたを大事に想ってくれている人“に
心から誇れますか?
人生が終わるその時、
後悔のない日々だったと思えますか?
誰かや何かに期待をするのはやめませんか。
あなた自身のことは、
あなたで決めてゆくしかないのです。
刻一刻と、時間は過ぎています。
“覚悟”と”勇気”と”諦め”
あなたには、無いのでしょう。
もし、
“覚悟”と”勇気”と”諦め”を
今、私からあなたへ
授ける事ができたなら。
あなたは今から
どんな人生を送りますか?
夢見るだけじゃ、
現実は変わらないのです。
さぁ、脱皮して。
“新しい自分”
って、
とても気持ちのいいものですよ。