先日ご紹介した、
筆者が丸1年使用している”詰め替えそのまま”。
とっても便利で
お風呂場の必需品となっているこの商品ですが、
先日、壊れてしまいました。
壊れた時の状況・症状
これまでに幾度となく
新しいシャンプーやコンディショナーに差し替えて、
その度にしっかり中身を洗浄して、
例え、いつもと違うシャンプーを使って
液体の粘度が違ったとしても問題なく
使い続けてこれたのにも関わらず、
新しいシャンプーに変えたタイミングで
押しても押しても出てこなくなったのです…
とはいっても、
通常通りに、
ポンプを押すと出てこないのですが
詰め替え用のパックをギュっと握りつぶしながら
下の方へ液体を押し出すようにしつつ
ポンプを押すと、出てくるのです。
使えないことはないけれど、
かなり不便。
どこかでシャンプーが固まって
詰まってしまっているのだろう。
そう思い、
壊れる事と解体後復元できない事を覚悟して、
修理をしてみることに。
説明書に書かれたトラブル対処法
まず、
「うちの家のも壊れてしまった!」という方は
説明書に書いてある、
・液が出ない場合
・液が漏れる場合
まずはこちらを参考にしてみてくださいね。
説明に書かれている、
「液が出ない場合」の
“ポンプ入り口中央の穴の奥にあるボール”
というのは、この穴の奥にある白い部分のこと。
中がキレイで乾いた状態なら
振ると小さく、カラカラ音がします。
ですが筆者宅の”詰め替えそのまま”は
こんな事では解決しない程、
もっと深刻な症状でした…。
解体開始
まず、どこかが詰まっているだけだろうと思い
出来る限り解体をして、
パーツをよく洗ってみることに。
この部分を外した段階で、
ポンプの丸い部分には
しっかりとシャンプーが充填されていたことが判明。
詰め替え用に刺さる
ノズル側のパーツは、水を流してみると
すんなりと通ったため問題はないと判断。
さらにポンプ側のパーツを外してみる。
(※注意 ここを外す時は注意が必要です。
とても外れ辛い為、液体が出てくる部分を上にして
シャワーなどを当てつつポンポン!と叩くと、
だんだんとズレてくるので指でつまみ出せば良いのですが
中に小さなボールのパーツが入っています。
勢い誤って、
排水溝などに流してしまわないようお気をつけください。)
このような感じ。
が、
これが既に異常な状態だったのです。
ちなみに、正常な状態がこちら。
(ボールは別の場所へ移動した状態)
奥に見える、
十字になっている部分の奥行きが全然違いますよね。
壊れている方の”詰め替えそのまま”を
よく観察してみると、
外したパーツの断面が、
割れたようになっていたのです。
こちらも正常な状態だと、
このように突き出ておらず、
むしろ溝があるシンプルな蓋の構造。
多分、本来ポンプ側に付いているはずのパーツが
このフタ部分にハマったまま
折 れ て し ま っ て い る 。
ポンプ側の状態を確かめるために
本来は握る部分を奥にブニュっと押し込むと、
こちら側にもやっぱり割れたような痕跡が。
この時のポンプの形はこんな感じ。
修理のためとはいい、
かなりヘンテコな形にしてしまい申し訳ない気持ちでいっぱい。
修理開始
そして、
割れているような痕跡がある2つを
重ね合わせてみるとやはりピッタリ。
この状態で瞬間接着剤にて接着。
が!!!
ボールを入れるのを忘れ…
接着しかけている2つを指でパキンと折り、
接着する2つの中にボールを入れ
もう一度、瞬間接着剤にて接着。
接着剤がはみ出した部分が固まると
シャンプーの通り道を邪魔しそうなので
綿棒でサッと拭き取り。
昔からよく物を壊す為、
日頃から家に常備している瞬間接着剤。
心強い「速攻多用途」!
この形のままで、
乾くまで待とうと思ったのですが、
数分経つとポンプが元の形に戻りたがる為
ゆっくりと押し込んで元の形へ戻し
お風呂の時間まで3.4時間放置。
結果発表
その後、お風呂にて。
ちゃんと使えましたー!
しっかりと元どおりの
“詰め替えそのまま”に戻ったのです!!!
嬉しすぎた。
結論と対策
一度修復している分脆くなってしまっている上に
同じ事を繰り返さない為にも
「どうして壊れたのか」を考えてみると、
詰め替え用の交換の際など、
中身が入っていない状態で強くポンプを押しすぎたり、
ポンプ自体を誤って落下させてしまったりすると、
“割れやすいのだろう“
ということで納得。
あまり強く扱わないよう、
優しく使用するように注意する必要がありそう。
この修理方法は自己流で行った為
本当に合っているか間違っているのかはわかりません。
どうせ捨ててしまうのなら是非試してみてください。
やってみる際は自己責任で行ってくださいね。