PexelsのMaarten van den Heuvelによる写真
結婚する時、
夫はこう言いました。
「俺、米も炊けないけど。」
“全然大丈夫よ!”
“家事は私がするし!”
と答えた筆者は
ウェディングハイだったのでしょう。
現実の結婚生活は
“米くらい炊いてもらわないと無理ぃ!”
てな感じだったわけで、
共働き夫婦となった筆者は
結婚から半年足らずで大爆発。
それからというもの、
夫の料理スキルは、
「洗い物」から
「お米を炊くこと」、
「簡単な料理」へと
徐々にステップアップ。
今では
「一汁三菜」を目標とする程
当たり前のように食事を
作ってくれるようになったのですが、
正直、筆者、
夫が調理する様子を
直視できないんですよね。
それは何故かといいますと。
衛生面が不安だから。
「料理を始める時は手を洗う」とか
「野菜はよく洗う」とか
「生肉には菌がいる前提で調理する」とかって
どこで学びましたっけ?
自然と身についてるものじゃないんですっけ?
私が神経質なだけですかね?
肉を切ったまな板や包丁で
サラダ用の野菜を切らない、とか。
生肉を入れたボウルを洗ったスポンジで
そのまま食器を洗わない、とか。
これは常識ですよね?
初めのうちは、
特に生肉を調理している時なんかは
気になって気になって
逐一、指摘したりしてたのですが、
「そんな神経質にならなくても〜」
「うちの母ちゃんはそんなことしてなかった。」
とか言われちゃって
“えぇ”
みたいな。
(「神経質」って言っとけば
相手は言い返せないみたいな風潮あるよね。)
(てか、自分、
母ちゃんが料理する様子
ちゃんと見たことないやろ、みたいな。)
いやね、確かに、
筆者はどちらかというと
神経質な方だとは思うんです。
特に生肉に関しては。
絶対直で触りたくないし、
焼肉でも誰よりもよく焼くし、
そもそも生肉を調理する時は
調理器具に生肉が接触しないように
ラップを大量消費してでも工夫するし。
生肉だからって全然気にしない!
という主婦の方も世の中
多いみたいではあるんですよ。
知恵袋的なサイトでは
“消毒なんてしない〜”
って方ばかりだし、
絶対に食中毒になるわけじゃ無い
ということも知っている。
(子供の頃、興味本位でハンバーグのタネ食べた経験あり。)
“そんな気にしてたら外食なんてできないよ?”
と言われるのも分かる。
(以前、目の前で焼いてくれるハンバーグ屋さんに行った時
タネをこねるのに手袋をしたのはいいのに、
その手袋をしたまま新しいお皿を棚から取り出してて
ひぇ〜ってなった。お皿の狭い範囲だけで食べ切った。)
でもね、
私は気になるわけですよ。
最低限、
自宅で食べるものくらいは。
気になるし、気にしたい。
東京都福祉保健局もこう言っておられますわ。
生肉が触れた調理器具は、中性洗剤でよく洗い、消毒します。熱湯で消毒する場合は、熱湯をゆっくりかけたり、煮沸したりすることで、75 ℃が1分間以上保たれるようにしましょう。
https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/kenkou/anzen/food_faq/chudoku/chudoku10.html
まぁさすがの筆者も、
煮沸まではしませんけどね。
(鍋まで汚くなる気がする)
ケトルで沸かしたお湯を
ビヤーっと調理器具にかける程度ですわ。
スポンジはそれきっかけで新品にしますわ。
でも本当はそもそも
生肉が、
調理器具に、
接触するのが、
イヤすぎるぅぅっぅううう!!!!
ゴホン。
生肉のお話に熱が入り過ぎてしまいました。
まぁ、何が言いたいかというと、
料理初心者なら
素直にその家で料理をしている人に
やり方を聞いて同じようにしてくれ!
ということ。
料理を始めて、
徐々に手際よくできるようになって、
美味しいと感じ、
達成感を感じられて、
楽しいのは分かる。
こっちも料理してくれて有難い。
だけど、
衛生面だけはちょっと
ネットのちゃんとしたページからでいいから
学ぼうとしておくれ。
出来れば野菜の特性とかも、
使うときでいいから疑って学んでくれたら…。
(水にさらす必要がある、とかそういうの。)
贅沢な悩みでしょうか。
でも、
そこまでしてくれれば、
もう完璧な主夫ですわ。
料理をしてくれることを
手放しで喜べちゃいます。
そりゃあね、
良かれと思って料理をしているときに
横から妻に
「汚い!」とか
「え!?ちゃんと洗った!?」とか
「消毒して!」
とか言われたくないでしょう?
やる気削がれると思いますわ。
でもね、
それって常識ですからね。
料理って、
食材を切って焼いて煮て味つけ
するだけじゃないんですわ。
片付けの段取りもあるしね。
これから料理を始めようとする旦那さん。
旦那にも料理ができるようになってほしい奥さん。
子供と料理と始めようと考えているお母さん。
料理をするにあたって、
「衛生面」は切っても切り離せないものです。
技術よりなにより
「衛生面」から!
よろしくお願いしたいものです。