現在妊娠後期の筆者。
着々と子供を迎える
準備が整ってきています。
その中でも、購入する際
案外悩んだのが「体温計」
よくある
「わきで測るタイプ」と
妊活中に使っていた
「基礎体温計」は
自宅にあるのですが、
幼い子供の体温を測るとなると
“スピード勝負”らしく、
さらには
この”ご時世”、
親の私たちも検温をする機会が
多くなっているため
非接触型を取り入れようと
こちらを購入してみたんです。
「タニタ 非接触体温計 BT-54X」
なんか、
「TANITA」だし信用できる感じする。
なんて理由で
選んでみたのですが、
タニタに限らず、
非接触型体温計は
どうしても誤差が大きく出てしまう、
なんてレビューも多く
それは困った、ということで
自宅にあった
「わきで測るタイプ」と
「基礎体温計」と比較してみました!
まずは「タニタ BT-54X」の開封
パッケージはこんな感じ。
ミルクの温度も測れる!良い!
おでこで1秒!良い!
使用可能な室温範囲!
ぴぇ!?
そういったところで
誤差が生まれてしまうのかもしれませんね。
子供が赤ちゃんのうちは
室温も一定に保つでしょうし、
良いかもしれませんが、
あったかい地域や
寒い地域に住んでいる方にとっては、
大人が使う場合や
保管場所によっては向いてないかも?
裏面は簡単に、液晶と
ボタンの説明が記載されています。
片方の側面には製品の仕様。
もう片側には
「正しいはかりかた」
が記載されてるのですが、
一部を引用すると、
体温測定モードでは、人の額表面から放射される赤外線量を測定し、舌下温度に換算してデジタル表示します。
商品パッケージより引用
との記載が。
舌下ということは、
基礎体温と同じような温度が
計測されるのでは?
そして最後に床面。
タニタの商品ですが、
製造は中国とのこと。
開封すると、紙が3枚。
説明書にも改めて
“舌下温度に換算してデジタル表示します”
との記載が。
本体と付属品はこんな感じ。
液晶とLED、ボタンが3つのみ
というシンプル構造。
テスト用の電池も付属されているので
すぐに動作チェックをすることができます。
測定センサー部分はこんな感じ。
対象物より0.5〜3cm離して測定
商品パッケージより引用
とのことで、
結構、測定センサーと
おデコの距離を近づけて測るのが
正式な方法とのこと。
さて、
電池を入れて準備完了です。
3種類の体温計で比較開始
25℃ほどの室内で、椅子から動かず、
3つの体温計で筆者の体温を測っていきます。
※妊娠中の為やや体温高めです
まずは、
非接触型体温計から。
先ほど開封した
「タニタ 非接触体温計 BT-54X」です。
非接触型体温計では
「36.9℃」との結果が出ました。
次にオムロンの
わき専用体温計。
「オムロン 電子体温計 けんおんくん わき専用 MC-681」
こちらでも非接触型と同じく
「36.9℃」という結果に。
非接触型とわき専用で
誤差が出なかったということで、
もうこれで十分な気もしますが、
一応、基礎体温計でも測ってみます。
使用した基礎体温計はこちら。
「オムロン 婦人用電子体温計 MC-652LC」
この基礎体温計は、
口にくわえる時間の長さによって
“予測検温”と”実測検温”
両方が測れるのですが、
今回は、あまり時間をかけて
温度が変わってはいけないと思い
“予測検温”での計測としました。
結果はこちら。
「37.01℃」
ということで、
他2つとの誤差は
“0.11℃〜0.02℃”
ということに。
ほぼ誤差なし、
と言える結果が出て一安心しました。
そもそも測る場所によって違ってくるそう
おデコで測っても、
脇で測っても、
舌下で測っても、
今回の検証では
ほぼ計測温度に違いはなかったということで
室温と計測距離さえ気にかけていれば、
これから安心して使えるということと
解釈し、一安心なのですが、
そもそも、
体温計というのは
測定部位によって測定値は
”異なるもの”なんだそう。
体温が高い順に
https://www.healthcare.omron.co.jp/product/mc/mc-summary.html
「直腸」、「鼓膜温(耳)」、「舌下温(口中)」、「腋窩温(わき)」となります。
それぞれの部位で測定時間も異なります。
わきで測るより、舌下で測った方が
やや高い温度が出た今回の比較検証は
理にかなったものである様子。
もちろん、
冷えピタ等との
併用はできませんが、
“非接触型は誤差があるらしいから…”
という理解で避けてしまっては
時間と労力の無駄遣いに
なってしまうかもしれない、ということ。
誤差をできるだけ避けるためには、
「適した室温での保管・使用」
「正しい測定距離」
を守れる環境であるならば
非接触型体温計、
ぜひ良いのではないかと筆者は思います。