PexelsのMagda Ehlersによる写真
多くの女性に毎月訪れ、
通称:ブルーデーと呼ばれる
生理期間。
小学校高学年や中学生くらいの
超思春期にはじまり、
閉経を迎えるその時まで
付き合っていかなければならない
体の仕組み。
女性に生まれた宿命ですよね。
それでも人によって
生理への対策方法は多岐にわたります。
生理用品の種類
・ナプキン
・タンポン
・月経カップ
・月経ディスク
・布ナプキン
・使い捨て布ナプキン
・履くナプキン
・経血をそのまま吸収してくれるパンツ
など、
たくさんの選択肢の中から
女性は選ぶことができます。
今日はそんな、
経血を吸収したパンツの
”外側” について。
人それぞれの”外側”スタイル
例えばナプキンを使った場合。
いつものパンツにナプキンのみ
サニタリーショーツにナプキン
オーバーパンツで密着
もしくは毛糸のパンツで温活
ガードルでガッチリガード
人それぞれ
お決まりのスタイルがありますよね。
筆者自身は、ナプキン派で
日中はサニタリーショーツに
上から、オーバーパンツ。
寝るときは
履くナプキンを履いて
その上から夏でも毛糸パンツ。
友達同士で
ナプキンや生理痛の話はしても、
「生理用のパンツ使ってる?」
「パンツの上に何か履く?」
という話には
なかなかならないものですよね。
サニタリーショーツを使う理由
普通のパンツとサニタリーショーツの違いは、
Iゾーンが当たる”クロッチ”部分が
防水の少しシャカシャカした素材でできており
さらに二重構造になっているということが
最大の特徴ではないでしょうか。
メリット
羽根付きのナプキンを愛用している人は
二重となってるクロッチの間に
羽根を挟み込むことができる上に、
ナプキン以外を愛用している人からしても
経血がついてしまった場合、
汚れを落としやすい素材でできている事が多いです。
デメリット
ただし、サニタリーショーツによって
羽根突きナプキンを使っている人は
“位置が合わない”
という事が起きてしまうことも。
女性の体は
大部分の作りは同じでも
多少、位置が人によって違うものなのです。
顔立ちが一人ひとり違うのと一緒です。膣も十人十色、お腹側に近い位置にある膣を「上付き」、お尻側に近い膣が「下付き」です。
https://www.excite.co.jp/news/article/Joshispa_20160903_00576904/
それだけでなく、
“出てきた経血の流れ方”
も人によって違いがあるため、
このサニタリーパンツだと
理想の羽根の位置とクロッチの位置が合わない!
なんてことも起こりがち。
スパッツやオーバーパンツで隙を作らない
ナプキンとIゾーンや
お尻とパンツの間に
隙間ができている感じがすると
モレないか
ズレないか
心配になることありませんか?
そんな隙間を埋めるためには
ぴったりサイズの”外側”が重要。
メリット
立っていても座っていても
多少変な姿勢になったとしても
ガッチリ固定されていれば
モレの不安は最小限に。
万が一、
モレてしまったとしても
パンツと洋服の間に
もう1枚壁があることから
少し余裕を持つ事ができますよね。
デメリット
ナプキンを使っている場合は
経血が付かない部分でも
肌とナプキンが密着し続けてしまうため
通気性が悪く、
肌荒れやナプキンかぶれの原因になってしまうことがあります。
もし見えたときが究極にダサい
サニタリーショーツを使わずに
生理中もいつも履いているパンツで
過ごしている人も多いようです。
防水の生地が肌に合わなかったり
常にTバッグがいい人、
ブラジャーとのセットアップが絶対の人や
サニタリーショーツにお気に入りの柄が見つけられない人、
ナプキンでも羽根なしを使っている人は
いつものパンツでも
特に問題はないですもんね。
ただ、
パンツの上からスパッツや
オーバーパンツを履いている状態で
スカートがめくれてしまったり、
着替えの最中に
彼氏や友達、病院や試着などで
人の目に触れた時
それはそれは格好の悪い状態と
なってしまうことがあるでしょう。
可愛さ重視で、
いつものパンツで通すか。
安心さ重視で、
“外側”をかっちり防御するか。
はたまた、
「ナプキンのいらないパンツ」を履き
洗濯に勤しむか。
技術の発展とともに、
選択肢は増える一方。
あなたにあった
“生理スタイル”で
ブルーデーを快適に過ごしましょう。