“ずるいことができる人”に対しての許せない気持ち、どう処理していますか?

こころ

Pexels  Jonathan Borba による写真


“ずるいことをする人”

ってどこにでもいますよね。


・会社の備品を私用に使う人

・列に横入りする人

・タイムカードを改ざんをして
 給料を多くもらおうとする人

・人に損を押し付ける人

・いつも時間を守らない人


これらのことは、
警察に言ったところで事件になるわけでもなく

時に、上司に伝えたとしても
見て見ぬ振りをする人も少なくありません。

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そんな

”ずるいことをする人”のこと、


自分に損はないとしても、
見ていてモヤモヤして
許せない気持ちになりますよね。


やり場のない怒りや憤りを感じ、

「真面目に働いているのが馬鹿らしく感じる」

「ルールを守って損をするなんておかしい」

「悪い人が得をするのは間違っている」

そう思って当然でしょう。


“ずるいことをする人”

というのは、

“ずるいことができる人”

ということ。


世の中の人を2つに分けて考えてみましょう。

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“ずるいことはしない人”

“ずるいことができる人”


世の中の全ての人を、この2つに分けた時
どのくらいの割合になるとあなたは思いますか?


筆者は、2:8 の割合で

”ずるいことができる人”の方が

多いのではないかと思います。


2割の”ずるいことはしない人”

「ずるいことをしない」という

信念を心に持った人だと考えられます。


簡単なことで例えるならば、

自分以外の全員が
赤信号で道を渡ろうとしていても
自分だけは青信号になるまで待つような、そんな正しい人。


その2割の中の1割は、

一人ぼっちで信号を待つことに何の抵抗もなく
信号を無視して渡った人たちのことにも無関心でしょう。


あと、もう1割の人は

みんなに置いていかれるのではないか
みんなに変な人だと思われるのではないか

という不安を抱えながらも、

ここで信号を無視してしまうと後々
自分自身を責めてしまうだろうと分かっているため

早く信号よ変われ!と願っているでしょう。


社会を生きづらく感じやすいタイプともいえます。

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そして、残りの8割である

“ずるいことができる人”の方が

世の中には圧倒的に多いように感じます。


その8割の中でも、

赤信号を当たり前のような顔をして渡っていくのが2割


こちらの2割の人は、

・どうして”決まり”や”マナー”があるのかという理由を考えられない

・”もし”といった最悪の事態を考えられない


「想像力が欠けている人」と言えます。


そして、本人にしか分からない
謎の理論を持っている人が多いです。


例えば、

・給料が少ないのだから(残業していないけど)残業代分くらいもらって当然

・私物の文房具を(自ら)使っているのだから会社の備品は持って帰っても良い

・自分は急いでいるのだから暇そうな人は後回しで当然

・特殊な物はみんなで使い回す為の物

・(借り物だけど)自分の方が似合うから自分の物にした


あとは、

自分の考えの全てが世の中の常識だと
心の底から信じきっている人も実在します。

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これらの人たちは、
育った環境や社会での境遇などにより
何かしらの影響を受け、

それが社会のルールだとしても
自分が損をすることに対しての反発が強い

という面を持っているように感じています。


そして、

自分の考えを見直すことをせずに

悪いことをしているという自覚すら無い


「かわいそうなヤバい人たち」です。


他にも、特徴として

職場や友人同士では小さなお金のことで揉めていたとしても、
別の場所では惜しげも無く友人に食事をご馳走するなど

側から見ると矛盾しているような行動をとることも。

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もしもあなたに対して、

”良くしてくれる人”だったとしても

あなたが思うに、

”常識を外れている”と思うような事があるのならば、


できるだけ関わらないようにするべきです。


必ず、最後には

モヤモヤとした気持ちがあなただけに残るからです。


上手に距離を取ることが
最善の方法だといえるでしょう。

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そして、本当にタチが悪いのは

残りの6割の人かもしれません。


この6割の人、

もしも”ずるいことができる人”
歩いていたならば赤信号を渡っており、


もしも”ずるいことができない人”
歩いていたならば青信号になるのを待つのです。


どの社会にもいる

”人に流される人” なのです。


「あの人もやっている」

というのが決まり文句で

「一緒に渡れば怖くない」

という考えの持ち主。


自らで判別が出来ず、

間違ったことをしないという理性を失い、

自分や相手を中心にしか物事を考える事ができず、

別の人のことも自分と同じように流そうとする、


そう言った人のことを、

“自分を持っていない人”

と言います。

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自ら、自分では判断できずに
人の判断に身を委ねたにも関わらず

自分の都合が悪くなってくると

「本当はしたくなかった」

なんて言う人もいるのです。


流されるのならば当然、

“いい方”へ流されるべきですよね。


付き合いをする人を
見極められていない証拠
と言えるでしょう。


こういった人がそばにいる場合には、

「信号、まだ赤だよ!」と、

当たり前のことを言葉にして伝えましょう


大抵の人は、
ハッと我にかえってくれることでしょうし、


あなたが心でモヤモヤさせていることを
解放してあげる事ができるからです。


そして、大切なのはここから


「あぁ、赤だったね。」

と言ってくれればいいのですが、

「大丈夫だよ、渡れるよ。」

なんて、

こちらのことまで
巻き添えにしようとしてくる人だった場合。


そんな人には、

「いや、私は赤信号では渡らない。」

と言ってしまうと角が立ってしまう為

「怖くて、渡れない。」というニュアンスで


“私にはそんなこと出来ない”


と、言う風に伝えましょう。


それでも相手が1人で渡ろうとしたり、

一緒に信号が変わるのを待ったとしても
後から文句を言われたり、

人に言いふらしたりするような人であれば

もうその人のことは諦めるべきです。

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人を見極め、人を選ぶ。


そうしないことには

モヤモヤし、怒りの感情が膨むと同時に

気づかないうちに気づかない場所で

心が傷つき続けるのは、あなたなのです。


正しい自分に誇りを持つべきです。


仮に、人よりも自分が
損をすることになったとしても、

損した分、誰よりも

自分に自信がつき

自分を好きになれるのです。


自分と向き合い、

アホな人のことを憐れみながら、

自分の人生を歩むべきなのです。

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