前回は、fashyの
スタンダードな湯たんぽをご紹介しました。
今回は、
「fashy クッションボトル」を
徹底解説いたします。
この「クッションボトル」。
普通の湯たんぽとの違いを簡単に説明すると、
お尻の下に座布団のように敷くことが出来るんです。
まずは、製品の詳細について。
最大容量は、1.2L。
中に入れるお湯の量は、
最大容量の半分とのことで600mlが適正量。
そして、適温は40度～60度。
ということは、
沸騰したお湯が300mlと水道の水が300ml、
丁度半分づつで、60度。
300ml×100℃＝熱量 30,000 300ml× 20℃＝熱量 6,000 熱量 30,000＋熱量 6,000＝熱量 36,000 熱量 36,000÷ 600ml=60℃
本体にぶら下がっている
fashyのロゴが書かれた冊子の裏側には
スタンダード湯たんぽと同様、
“ヨーロッパの最高水準検査に合格した”印
「TUV」のマークが。
冊子を開けば中にはたくさんの言語で書かれた
基本的な注意書き。
中に入れるお湯の“適正量”は最大容量の半分だが
“最大容量“は2/3だと書かれている。
それと、もう１つ
fashyが行なっている取り組みについて
英語で記載されているタグも。
本体が入っているビニール袋には
小さく注意書きのシールが貼られていた。
本体の素材は ポリ塩化ビニル
キャップは ポリプロプレン
耐熱温度は 100度とのこと。
（販売サイトには、
耐熱温度 90度と書かれているため
100度のお湯を入れるのは危険かも。）
触った感じは弾力があって硬め。
本体に丸い形の穴が 横 4列、縦 5列あり、
貫通はしていないものの水は通さない仕組み。
プールに浮かべる浮き輪のベッドでよくある感じ。
お湯を入れる部分は、
押せばグニュんと変形するほど柔らかい。
キャップはスタンダード湯たんぽと同じく
fashyのロゴ入りスクリューキャップ。
全体のスケルトン具合は、
丸以外の部分はマットな乳白となっている。
お湯を入れてみると、
どれだけお湯を入れたか一目瞭然。
上に座ると考えると、直接お湯が
お尻部分に当たることは無いため
火傷はしにくい仕組みとなっている。
そして、丸部分の凹み1つ1つが
柱のような役割を果たしている為、
上に座っても丈夫な構造となっている様子。
そして “上に座れる” ということで、
多くの人が気になるポイントが
「耐荷重」
体重何キロの人まで耐えられるのか？
ということではないでしょうか。
筆者が購入した販売サイトや
fashyの公式販売サイト、
本体に同封されていた注意事項や
fashyのタグにも記載されておらず
破裂しないか？
お湯が漏れないか？
と、不安ですよね。
結論から言うと、
70kg までは大丈夫でした！
筆者の体重を公表するのを遠慮させて頂く為
大体70kgの夫にも座ってもらったところ、
70kgまでは全然平気 でした。
そして、暖かさの感想としては
60度のお湯を入れたクッションボトルの上に
何も敷かず、ズボンのまま直接座っていると、
はじめはポカポカと暖かいのですが
途中から少し熱すぎると感じるほど。
薄めのブランケットなどを
お尻の間に挟んで座ると低温火傷を防止してくれて
丁度いいかもしれません。
もちろん、
お尻の下に敷く以外の使い方も。
背もたれのある椅子に座っているならば
背もたれと腰の間に挟んでも気持ちいいですし、
平ぺったいため
椅子の下、床に置いて
足を乗せても良いでしょう。
硬めであるため、
fashyのスタンダード湯たんぽのように
氷のうや水枕には
そこまで向いていないかもしれませんが
無しではない…かな？
といったところ。
お湯の量も600ml程度あれば十分で
厚みも薄く、
大きさはA4サイズから注ぎ口がはみ出る程度のため
自宅でもオフィスでも車でも、
使いやすく持ち運びやすいサイズですよね。
そして、なんといっても
お尻を温めると体が温まります。
ぜひ、冬の寒さ対策や
人へのプレゼントの参考にしてくださいね。
